内容説明
ぼくのなまえはイグナート。ちっぽけなネズミのぼくは、いつも涙目、ひとりぼっち。そんなぼくにも、生まれてはじめて友だちができた。ナタリア。口は悪いけど、ぼくにパンを分けてくれたやさしい人だ。でも、ナタリアはいなくなった。いやがるナタリアを、兵隊がつれさった。ちっぽけなぼくだって、たまにはでっかいことをおもいつく!ナタリアに会いにいこう。旅に出るんだ。
著者等紹介
乙一[オツイチ]
1978年10月21日生まれ。福岡県出身
小松田大全[コマツダダイゼン]
1973年3月13日生まれ。埼玉県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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昼夜
31
リドルストーリーってやつか。絵がかわいい。大人もこどもも楽しめてあれからふたりはどうなったかとか物語に出てくるあれはどうしたかとかいろいろ話ができるからいい。2010/12/20
ブルームーン
18
小学生の娘が読んで大絶賛していたので、どれどれと読んでみました。乙一さん、こんなオーソドックスな本も書くのですね。なかなか良い話でした。2014/08/25
メルル
17
大切な友だちのためだったら、勇気が出せる。ふたりに違いがあっても気持ちは通じ合う。これを読んだ子どもたちが素敵な友だちに出会えるといいな。2015/12/03
鈴
15
漫画のような絵本のような~。児童書になるのかな?イグナートが可愛くてひたすら応援したくなった。オレグさんがちょっと可哀想だったけど。ペットは飼い主を選べないしね~。2014/09/08
amdd
15
イグナートは かたみみのかけた ねずみです。 こわがりで よわむしです。 くちぐせは こわい! ごめんなさい!です。 作者ににて ひくつです。 イグナートは ある日 ナタリアという つんでれの 王女さまに あいます。 「そこの うすぎたないネズミ、 この絵ほんを よめ。 めいれいだ!」 なみだめネズミ イグナートの ぼうけんが はじまりました。2010/10/02