内容説明
この世界、動けるものが勝つんだよね。東京、香港、ドバイ、ニューヨーク―。巨大資本の間隙を縫ってマネーの魔術師が疾走する!圧倒的なリアリティで描く、新時代の企業買収エンターテイメント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nekozuki
9
現IGPI塩野氏が名義を変えて書いた経済小説。若干作り物感がするが、ディールについてはそれなりに詳細が描かれており、著者の経験が反映されているように思う。特に、お堅いように思える金融業界でも意外と初期段階では契約なしで進んだり、情報をつかんでいるか否かで勝敗を決するという点などはなかなか頷く点が多い。2019/06/30
turtle
4
リアリティに欠ける、軽いお話でした。2016/09/23
toshiyuki83
1
小説として面白かった。企業小説が好きな人にはおすすめ。登場人物がカッコいい。塩野誠さん、やっぱり好きだ…。カッコ書きの多さ、田中康夫の「なんとなく、クリスタル」のパロディというか、意識してるのかな?2018/12/25
牛乳
1
企業買収にまつわる、コンサル的な会社の話し。 展開はとても面白かったが、後半のやっつけ感あふれる文章が残念。50ページ足りない。 校正したの? 直美が言いよどんだ件について、どうなった?とても気になる。2017/02/15
stafy77
1
協奏曲なんてタイトルについているから、多少なりとも音楽に関係あると思ったらなかった。全くなかった。M&Aの冒険活劇的な内容。さらっと読める。本当の世界は地味で深いんだろうな…2014/01/20




