内容説明
怖がらないで、愛してごらん。わが子を。そして大切なあなた自身を。苦しみを断ち切るために、そして繰り返さないために…。つらい子ども時代をすごしたあなたを癒す本。
目次
第1章 わたしのなかのわたし―「こどもを愛せないのは、なぜ?」
第2章 ちいさかったころのわたし―「かなしかったのは、なぜ?」
第3章 もういちどあるきだすわたし―「これからのあなたのために」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ksm
1
虐待をしてしまう親の背景に向き合う、とても大切な本。子ども時代の傷つきが親になった時にどんな風にその人を苦しめるのか、どうやってそこから回復していけるのか、そういった心情が丁寧に描かれている。 「開けてしまった厚くて重いドア(虐待)は、閉めることもできます。」が心強い。変わるためには「心の旅に出ること」。傷ついて大人になれずにいた自分の中の子どもたちを抱きしめること、トラウマやPTSDの理解は本当に大切。 この本を勧めたいなって親御さんが何人も浮かんだ。20年も前の本だけど、沢山の人に読んでもらいたい。2020/09/10
そら
1
親が子供を虐待してしまう理由の一つに、親が子供の頃に受けた傷、虐待にある。2014/01/28