内容説明
ふと疑問を抱き、調べていくと、「これは大変だ!」という身近な環境問題。一児の母として、ジャーナリストとして、野中さんも、「これだけは言いたい」ことが数々あります。そんな思いをつづった、雑誌「SPUR」の連載エッセイに、『ファーブル昆虫記』の奥本大三郎さん、工芸家の稲本正さんとの、地球を語る対談を加えた心と体にピリッと染みる、優しくもチョッピリ辛口の一冊。
目次
第1章 私たち「地球人」(さよなら国際人―よろしく地球人;われら難民どこへ行く?;われら全てに水難の相ありや…;美味しい水より、安全水がいただきたい;人造ナマズは生け捕りにできるのに…;雨降って、地固まらず、樹木枯れ ほか)
第2章 地球をめぐる二つの対談(木の語る言葉に耳を傾けながら 稲本正;虫の目から見た地球 奥本大三郎)
第3章 続・私たち「地球人」(『ものさし』は高学歴から高楽歴へ;崩壊する『胃デオロギー』に、愛の手を;太陽系第3番星人―わたしたち「地球人」)