あの日を刻むマイク―ラジオと歩んだ九十年

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あの日を刻むマイク―ラジオと歩んだ九十年

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087754483
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

1945年8月14日、女子アナウンサーだけ集められた部屋で上司にこう告げられた。「明日、日本は負けます。反乱軍がきて『この原稿を読め』などと言われても、抵抗する必要はありません。まず自分の身を最優先に考えなさい」。激動の時代を生きた一人の女性が語る日本の昭和史、平成史。
戦前から戦争を経て、戦後、そして高度経済成長期、平成。家庭と職場を両立させながら、アナウンサーとして、ディレクターとして、女性として、世の中に絶えず問題提起を続けた彼女にしか語れない言葉がある。様々な著名人との出会いやエピソードを交えつつ、ラジオを通して、いま改めて近代日本が歩んできた道を振り返る。
戦争経験者が少なくなる中、時代の証言として後世に残したい珠玉のエッセイ。

【著者略歴】
武井照子(たけい・てるこ)
1925年埼玉生まれ。1945年、NHKラジオアナウンサーとして終戦を迎える。戦後はGHQ統治下で「婦人の時間」のアナウンスを担当。番組を通して村岡花子や壺井栄、林芙美子とも出会う。アナウンサーを退いてからはディレクターとして谷川俊太郎やまど・みちお、灰谷健次郎らと共に数多くの子供番組の制作に携わる。現在、朗読サークルで読み聞かせをする日々。

内容説明

玉音放送、GHQ指導下の「婦人の時間」、長寿番組「お話でてこい」、名作「ひょっこりひょうたん島」etc…九十四歳、元NHKラジオアナウンサーが綴る、時代の記録と出会いに満ちたメモワール。

目次

1 自由でのびやかな子供の頃
2 戦争の足音がする少女期
3 太平洋戦争勃発、繰り上げ卒業となる
4 終戦直後の混乱期
5 ディレクターに転身
6 素晴らしい人との出会い
7 忘れえぬ人
8 フリーになってからの私

著者等紹介

武井照子[タケイテルコ]
1925年埼玉県生まれ。NHKラジオアナウンサーとして終戦を迎える。戦後はGHQの統治下で「婦人の時間」を担当。村岡花子や林芙美子ら数多くの著名人と出会う。ディレクターに転身後、まど・みちおや谷川俊太郎らと幼児番組の制作に携わる。現在、地元の朗読グループで読み聞かせを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

28
戦中から戦後、NHKラジオの女性アナウンサー・デイレクターを務め、退職後も日本語や子供に関わる多様な活動をされてきた武井照子さんの自叙伝的書籍。御年92歳での執筆だけでも脱帽なのだが、キャリアウーマンの先駆者として職場や家庭でのご苦労も垣間見えるなか、そのキャリアの中で縁あった人々との交流の様子が面白くも羨ましい。著者の叔母だという「平永のおばさん」の埼玉の田舎言葉の素朴さと達観振りが印象的。2020/02/27

takao

2
ふむ2020/11/30

wakazukuri

2
まさにラジオと歩んだ90年だ。幼いころから自分というものをしっかり持って生きていたんだなと思う。戦前戦中、そして戦後も。アナウンサーになってからも自分を失わない。その交友も素晴らしく、志願してディレクターになってからも手腕を発揮する。芯はしっかりしているが、物腰は柔らかく、人を引き付けるのだろう。定年退職後も朗読グループの指導や読み聞かせなど現役でいきいきしていて、素晴らしい生き方をしている。人柄に引き付けられ一気読み。面白かった。2020/09/18

ある晴れた朝に

1
小さい頃ラジオから聴こえたお話に耳を傾ける。戦前のラジオって、どんな番組があったんだろう。戦争中のラジオでつかの間の休息にどんな番組を聞いていたんだろう。想像が掻き立てられた。著者の芯のとおる真っ直ぐな文章と柔軟な人との繋がりが生んだ数々の人物評が満載で面白かった。2020/02/27

aya

0
激動の時代を生きてきた女性は強い。 年齢を重ねても、固定概念にとらわれず模索し続ける姿勢に自分もがんばらねば、と思わせてくれる。2023/04/13

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