社長室の冬

個数:
  • ポイントキャンペーン

社長室の冬

  • 堂場 瞬一【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 集英社(2016/12発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 90pt
  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 404p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087754339
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

編集局から社長室へ異動した日本新報新聞社・記者の南。水面下では、社長の小寺が新報の身売り工作を進めていたが──。外資系企業との買収劇や社内抗争を通して、メディアの存在意義を問う。書き下ろし。




堂場 瞬一[ドウバシュンイチ]

内容説明

日本新報の新聞記者・南康祐は、会社にとって不利益な情報を握る危険人物であるとみなされ、編集局から社長室へと異動させられる。その頃、新聞社に未来はないと判断し、外資系IT企業・AMCへの「身売り」工作を始めていた社長の小寺が急死する。九州に左遷されていた新里が急遽社長に就任することとなり、売却交渉を引き継ぐが、労働組合から会社OBまで、多方面から徹底的な反発を受ける。危機に瀕した大手新聞社が行き着いた結末とは―。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年、野球を題材とした「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

153
堂場瞬一の描く企業。いや、企業も人でしょう!人を描いてますよね?堂場さん。『蛮政の秋』の南だ。記者の南が社長室勤務。しかも社長が亡くなるところから新聞社身売りとごたごたの渦の中で揉みに揉まれて、自身の出した結論が何と云うか、昭和的な男臭いんだ。が、そこが良い。ちょっと南に熱くなった私がいた。病を得て社を去る同期・東海林の思いも背負って、先が見えない世の中を進んで行け!メディア三部作完結編、堪能させて頂きました。2016/12/28

ゆみねこ

84
記者の身分のまま社長室に異動になった南。小寺社長の急死で社長交代、外資系企業との買収劇。南の身に降りかかる重い役割。中々読み進めるのに時間はかかりましたが、読み応えは充分満足。2017/01/24

タイ子

81
メディア3部作の完結編。日本新報社長室気付けの南の目前で社長が倒れ急死。前社長から引き継いだ身売り問題は新社長から一気に進展するかと思いきやなかなか進まず。相手は米国資本の会社であり条件が紙媒体を一切止めてネットのみの新聞にすること。組合の反対、代議士と株主が画策する…。本当にこのまま身売りしていいのか?新聞社の実情が堂場さんならではの目線で書かれているので面白かったです。ネット社会とは言え、新聞の紙を捲る音、インクの匂い、チラシのチェック、紙ならではの魅力はやはり残しておいて欲しいと願うものです。2018/03/25

アッキ@道央民

71
新聞社の身売り問題、なかなか無い面白いテーマを題材にしたお話しですね。過去に誤報記事などもあり、社内で危険人物と見なされ社長室に移動になった南。社長交代、ネットニュースサイトを運営する外資企業との合併、労組などの抵抗など問題山積みの新聞社。様々な立場の人物の思惑や駆け引きなどなど飽きさせる事なく展開していきますね。新聞社が新聞を発行出来なくなり、ニュースもネット中心に移行。これから先実際に起こりうる事なのかな。もしかして小説と言う形を借りて、メディアに対する危機をメッセージとして伝えているのかも。2017/05/25

aqua_33

70
夏、秋編で危険人物と見なされた南は記者職でありながら社長室付けとなった。そこで経営不振の新報が外資系IT企業への身売り問題にどっぷり浸かる。IT企業からの条件は「紙媒体の廃止、完全電子化移行」というもの。社内の各所から身売り反対の声が多く挙がる中、新報はどうなっていくのか…。総合的には面白くてまぁスッキリなんだけど、結論出るまでが長くて…(笑)ここでもしつこく三池が出てくるのがちょっとウケた。《2017年153冊目》2017/07/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11230538
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品