ゾラ・一撃・さようなら

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087753844
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

書き下ろし、ウィットに富んだ大人の探偵小説。
孤独で気儘な探偵・頸城悦夫のもとに、ある日、謎の美女・志木真智子が現れ、元都知事で大物タレントの法話の館にある美術品「天使の演習」を取り戻して欲しいと依頼する。しかも、彼は世界的な殺し屋ゾラの標的になっているらしい・・・。軽妙洒脱な会話と推理が冴え渡る!

内容説明

孤独で気侭な探偵・頚城悦夫。若く美しい依頼人。冴え渡るはずの勘が、瞬く間に鈍っていく…。洒脱でキュートでスリリング、新感覚ハードボイルド。

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。工学博士。1996年、某国立大学の工学部助教授を務める傍ら『すべてがFになる』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PSV

40
「ゾラ・一撃・さようなら」というタイトルでよかった。もしこれが「ゾラ・二発・さようなら」なら、何で一発で仕留められないんだよ、と思うし。それならまだしも、これが「ゾラ・六発・さようなら」とかだったら、もう外し過ぎだ。すでに殺し屋ではない。素人以下だ。いっそ「ゾラ・六千発・さやうなら」くらいなら、ジェノサイダーとして歴史に残りそうだ。まあなにはともあれ、ホントのタイトルが一番良い。  ★★★☆☆2012/06/22

神太郎

26
簑沢さん、天使の演習とおや?とのっけからビックリ!ゾラに関してはモノローグがあるから察しはつくと思う。頸城君が探偵のわりに素直すぎて。おぃー!ってなるけど。ただ、いつものシリーズものに比べなかなかにおしゃれで、そこにこの時期前後から目立つようになるあっさりテイストが加わり、作品全体に大人の余裕のようなものが感じられる。ハードボイルド…風か?(ハーフボイルドにも見えるんだな…)2023/06/16

shoko

25
全くいつもと違った森博嗣作品。ところどころで笑える、コミカルな推理小説みたい。こんな作風も出来るんだって驚き。もし森博嗣作品にこれから出会っていたら、森博嗣さんをここまで好きにはならなかっただろうけど。2017/11/03

ちろたろう

19
ゾロではなかった。2017/03/08

kenjiro

15
ゾクゾクした。騙し、騙され、それすらもお互い承知の上で、魅かれ合う。その状況が儚くて美しい。文体も美しい。2015/09/02

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