内容説明
若き教師になったアンの出逢いと、別れ、未来にかける夢。ユーモアと幸福感あふれるすがすがしい青春の物語。文学引用を解説した訳者ノートを収録。『赤毛のアン』シリーズ、待望の第2巻。
著者等紹介
松本侑子[マツモトユウコ]
1963年生まれ。テレビ局勤務をへて、1987年『巨食症の明けない夜明け』(集英社文庫)ですばる文学賞受賞。作家生活に入る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽子
2
赤毛のアンの続きが読みたくて、借りました。ギルバートと結婚するながれに、なぜか納得した記憶があります。
arinko
1
解説と本文を交互に読むのが慣れない。装丁の美しいこと!この型のものはこの巻以降見当たらないので続きは完全版を読むことにする。2012/09/30
ココマ
0
昔読んだ時は、成長したアンがつまらなくて挫折した。今はこの2冊目にも沢山の名言があることを知ったし、人物の気持ちにも同感し、これは児童文学ではないと思った。「松本版」は続いているが、美しいハードカバーがこの巻までなのが残念だ。
luca✴︎Erin
0
結局、いちばん幸せで楽しい暮らしとは、毎日、華やかなこと、驚くようなこと、胸ときめくようなことが起きるのではなく、さりげない小さな喜びに満ちた一日が、今日、明日としずかに続いていくことなのね、まるで真珠が一つ、また一つと糸からすべり出ていくように(アンの青春、第19章)とても共感できる一節です。 2017/12/22
-
- 和書
- 気遣い喫茶