内容説明
新しくて懐かしい、国民的お笑い青春小説の誕生!駆け出しの女漫才コンビがやりたい放題!しゃべって泣いて笑って、ついには唄まで歌いだす。第16回小説すばる新人賞受賞作。
著者等紹介
山本幸久[ヤマモトユキヒサ]
1966年5月31日、東京都八王子市生まれ。89年、中央大学文学部史学科卒業。内装会社勤務を経て編集プロダクション勤務。2003年秋、『笑う招き猫(「アカコとヒトミと」を改題)』にて第一六回小説すばる新人賞を受賞し、作家デビューを果たす。現在、世田谷区在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみねこ
62
女性漫才師コンビ、アカコとヒトミ。身長150センチ60キロのアカコと、180センチを超える長身のヒトミのデコボココンビ。二人の成長と友情の物語。これもお仕事小説のジャンルですね。面白かったです!2014/10/01
ユザキ部長
51
まぁそういう人生もありなのかな?漫才コンビとして将来を誓った女の子二人のお話しです。途中漫才の掛け合いではクスリと笑う場面がありましたが、自分としてはそこまで面白くはありませんでした。2013/05/12
達ちゃん
46
いや~面白かった。山本さんの話は読んだ後すごく元気をもらえる気がします。2人の漫才いつまでも続けてもらいたいです。ちょっと見たいかも。2017/07/23
Yuna Ioki☆
38
556-167-23 山本幸久作品初読。面白くないわけじゃないんだけど。。。漫才を小説にするのは無理があるんじゃないかなといった感じ。2014/05/18
Tomokazu Kumada
38
30歳手前の独身女性漫才コンビ、「アカコとヒトミ」の2人が駆け出しの漫才師として少しずつ成長していく姿を描いた物語。ちょっとずつだがネタを披露し、TVに出演でき、ファンが増え、事務所の社長の方針と自分たちのやりたい方向性の違い、自分たちを育ててくれたマネージャーとの関係、応援してくれる頼子さん・オカマの白峰さん・先輩芸人の乙さんに娘のエリちゃんなど色んな人々とかかわり合い、支えて貰い、衝突しながらそれでも前を向いて頑張る2人の成長物語。2人のその後が見てみたい♪2012/11/08