内容説明
４０年に及ぶ作家生活の全てが明らかに。生きる自覚と勇気がわいてくる。あなたも、いま、「陳舜臣体験」してみませんか。陳舜臣、初の文芸読本。
目次
アジア近代の歴史ドラマを描く―作品紹介（１）
大衆文学時評より
侠の心に聴く民衆の声―作品紹介（２）
歴史人物像の新しい魅力―作品紹介（３）
主な受賞記録
通史の楽しみと役割―作品紹介（４）
紀行と史話に学ぶ―作品紹介（５）
世界旅の記録
「大空の詩人、李白」陳舜臣自選漢詩
選考の言葉
マリコ対談
推理小説への尽きぬ情熱―作品紹介（６）
著作目録
著者等紹介
陳舜臣［チンシュンシン］
１９２４年（大正１３年）２月１８日神戸市に生まれる。１９４１年（昭和１６年）４月大阪外国語学校印度語部に入学。１９４６年（昭和２１年）３月台湾へ。台北県立新荘初級中学の教壇に立つ。１９４９年（昭和２４年）１０月帰国して家業に取り組むかたわら、習作に励む。１９６１年（昭和３６年）８月「枯草の根」で江戸川乱歩賞を受賞して文壇にデビュー。以後四十年を越える作家活動をつづける。１９６９年（昭和４４年）１月「青玉獅子香炉」で直木賞を受賞。１９９５年（平成７年）３月日本芸術院賞を受賞。現在、芸術院会員
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