内容説明
梁山泊、全軍を挙げて、二十度、祝家荘を打ち、解珍と李応、獅子身中に在り。鋭き楔、喉元にあり。刈るべし。官の手先、祝家の寨。
著者等紹介
北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年唐津市生れ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞
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感想・レビュー
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榊原 香織
56
全19巻の8 クマやイノシシの丸焼き、北方的にはこれぞ男の料理、て感じなんだろうけど ホントにそんな感じの美味しいのを食べたことあるんじゃないか、と、記述見ると思える。 以前食べたクマは黒い剛毛がついてて臭くて参った2021/11/28
扉のこちら側
42
初読。林冲の奥方の件は、罠でも本当に気の毒になる描写。死者が増えていく…。2013/07/07
Y2K☮
38
壮年期に全てを奪われ、山へ逃げた男がいる。妻が病んだ為、老い始めた男はやむなく山を下り、己を欺いた相手に文字通りに膝を屈し、頭を下げる。25年間の苦悩。だが心は腐っていなかった。もう一人、親から譲り受けた責任を果たす事だけに人生をすり減らす男がいた。腐敗した役人を憎みつつ、生きる為に賄賂を渡し続けた。彼らが梁山泊の戦いに心を寄せるは必然。臆病にも似た屈託を抱える姿に己の現状を重ね、思わずザ・ビートルズ「ブラックバード」を口遊む。君はただ立ち上がる時を待っている。君はただ、自由に飛ぶ瞬間を待っている。嗚呼。2016/12/05
藤枝梅安
29
時遷は、馬桂の家に忍び込むが、背後を何者かにつかれ命を落とす。青蓮寺の間諜だと露見した馬桂を李富は保護するが、馬桂は李富の横で何者かに殺害されていた。李富の怒りは梁山泊に向けられた。祝家荘に兵を入れた聞煥章は隣の李家荘・李応に王和を付けて監視し、万全の体制を敷きつつあった。しかし、梁山泊勢は長年祝家に密かに恨みを持つ解珍を見つけ出し、祝家荘を探らせる。緊迫した情報戦が深く潜行する。官軍とのせめぎ合いを続ける梁山泊軍。李応の協力を取り付け、密かに武松と李逵を身辺の護衛をつけた。2011/03/17
calaf
18
梁山泊、双頭山、三山(二竜山・清風山・桃花山)の重心位置ともいえる重要地点に存在する祝家荘。そこを根拠地にしようと着々と準備を進める青蓮寺との戦いの結果は・・・2013/10/02




