• ポイントキャンペーン

小綬鶏の家―親でもなく子でもなく

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087745658
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

往復エッセイで綴る親子の対話。

目次

小綬鶏の家
アリスのアパート
私が初めて文章を書いた時
甲虫類の音
「天上の花」の頃
短い詩のこと
アングラ全盛「毛皮のマリー」
大人子供
西ドイツとホコリ
消えもの
ミニチュアの街
夢の中の家と「こんな女に誰がした」
自画像という他人
「なにもしない」と「これでもか」
木刻の顔
ノンレジスターの優しい虎になりたい
フィクションの世界だから
世界で一番淋しい場所
昔のアルバムと「時効」
朽木の虫
終り良ければ、すべて良し
思い出の孵化

著者等紹介

萩原葉子[ハギワラヨウコ]
1920年東京生まれ。1959年『父・萩原朔太郎』(日本エッセイスト・クラブ賞)を刊行し注目される。小説、エッセイの他、ダンスに関する著書もある

萩原朔美[ハギワラサクミ]
1946年東京生まれ。初期の「天井桟敷」で演出家として活躍。現在、多摩美術大学教授、映像作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ももんが

0
親子のあいだの往復書簡ならぬ往復原稿。字面の持つパワーというか、作家としての「面構え」のような部分で、母親が息子(綺麗な字面の文章ではあるのだが)を最初から陵駕しているのを目のあたりにできるのもおもしろいし、人が「いまの自分になる」までという目線で、親のことを語るという試みもおもしろい。2009/02/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/113050
  • ご注意事項