アレグリア

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087744736
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「踊りは私の中の何かを激しく揺さぶり、私が抱えている名状しがたい飢えを満たしてくれる」14歳でカナダへ単身バレエ留学、プロのダンサーとして活動を始めた陽子が、かつての家庭教師で東京に住むアメリカ人の僕に語る8年間の留学生活。故郷離脱者として暮らすことがもたらす心身の揺らぎ。異文化の中で知る自分の立つべき位置。そして変貌への渇き…。国境を越える語り手と聞き手の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひねもすのたり

5
楊逸さんの芥川賞受賞や同賞で候補になったシリン・ネザマフィさんの登場で耳目を集めた越境文学ですが、その元祖は96年に『いちげんさん』で候補になった本書の著者デビット・ゾペティさんです。 本書はバレエと恋愛を軸にしながら、登場人物それぞれのアイデンティティ(帰属)を描く作品です。 移民社会を背景に持つ米文学では盛んなテーマですが、当然ながら日本文学で触れられることは皆無です。ここまで踏み込んで描けるのは越境文学者の特権かもしれません。 2012/08/09

Koike Katsuya

4
とてもとても。美しくて、悲しくて、激しくて、切なくて。愛おしい大切な作品。2017/10/14

カンパネルラ

1
バレエとテーマとしていて、トロントにバレエ留学した少女のバレエからフラメンコに至る心の変遷が日本にいる外人の画家との会話でうまく繋げる。不思議な魅力のある話で、日本人として外国に生きる、根っこみたいな所に触れている。そして、トロントがすごい魅力的な都市に描かれる2007/03/29

くれの

1
みなアイデンティティを求め彷徨い、そしてそれぞれのベクトルに歩みを進める。美しい情景の中に描かれる彼女の姿はまたとても美しく映りました。2011/09/07

かず

1
津村記久子の本と同じ名前つながりで何となく読んだら、おもしろかった。まっすぐな青春の物語で。2010/02/03

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