内容説明
偽りの昼に太陽はない。さすらう魂の大叙事詩。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
167
一番のおいしいとこ取りは友彦だよね。この物語上は一介の脇役に過ぎないのでスポットライトが当てられていないだけなのだろうとは思うけど。2015/05/31
こうじ
148
⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 面白かった(*^_^*)けど、やっと読み終えた〜^_^;魔性の女と影で動く男。幼少期での大人の最低な行為で忘れられず大人になっても気持ちは辛かったんだなぁ。巨人V9の話や阪神優勝の話があり懐かしくなった。時代は着々と変わってるね^_^2015/09/06
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
138
記念の1000冊目はこれでした。オイルショック前の大阪の片隅で起こった殺人事件。そこにかかわった二人の男女のその後の人生。全編に漂う黒くべったりとした重い雰囲気。「白夜行」というタイトルとは裏腹に暗闇の中を手探りで歩いていくような感触にとらわれた作品でした。事件を執念で追う老刑事。ラストに明かされる悲しい事実。単なる謎解きトリックだけに終わらない読み応えのあるミステリーでした。東野作品の中でも上位にランクイン、代表作の1つであるのは間違いない。★★★★★2015/06/26
扉のこちら側
93
初読。登場人物の多さに惑いながら一気に読了。悲しい生い立ちの子ども達が起こした事件から、連続する事件。彼らが求めていたものは何だったのだろう。2013/01/01
taiko
81
大阪の質屋の主人が殺された。 容疑者として名前の上がっていた女の娘雪穂、被害者の息子亮二の数奇な運命。… 有名な作品でしたが、ドラマも映画も知らず、情報皆無のまま読みました。 最初の殺人事件の動機は、とても悲しいものですが、その後の2人の行動は不気味でしかなかったです。 読後に色々な解釈を読みましたが、純愛というのはどうなのかなと私は思いました。 R&Yは2人のイニシャルだとすると、純愛だったのかな? 犯人に近づくために、今では当たり前のDNA鑑定などの方法が取れないことに時代を感じました。2019/08/14
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