偽史日本伝

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偽史日本伝

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  • サイズ B6判/ページ数 461p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087742664
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

目次

おそるべき邪馬台国
大騒ぎの日
封じられた論争
苦労判官大変記

日本一の頑固親父
種子島であったこと
転がらぬ男
戦国情報ウォーズ
人殺し将軍
天保ロック歌撰
どうにでもせい
人生かし峰太郎
開化ツアー団御一行様

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

47
★★★★歴史知識が浅い方にはお勧めしない。一歩間違えれば、ホントの歴史と錯覚してしまう危険がある。まぁ、この作家詐欺師である。歴史をひたすらにパロりまくるのだが、その下地にはきっちりとした知識があり、その中に嘘を紛れ込ませるので、一つ間違えばホントと錯覚してしまうので要注意なのである。そこさえ間違えなければ、ただただバカバカしく楽しめる1冊の『偽史』である。2016/05/18

棕櫚木庵

15
この作者の本を読むのは久しぶり.「大騒ぎの日」は,乙巳の変をTVが報道するという趣向.これは作者らしくて面白かった.あとは,歴史改変の話とか,邪馬台国の位置が確定できない原因についてのキテレツな説明とかもあったりしたけど,大雑把にいうと空想的要素が強が,まぁ,時代小説の範囲内・・・というのは言い過ぎだけど,つまり,この作者は,もっと奇想天外奇妙キテレツな作品を書く作家という印象が強かったということです.2020/02/20

あかつき号

9
早速挫折本。 いや、面白いんだけど、時代が下ると、関心がなくて、ページが進まない。 最高やったのは、やはり邪馬台国。その目があったか!2017/05/29

座敷童

6
紫式部と清少納言のバトル、それと、実は弁慶が本物の義経だった。 この二つが特に面白かったかな。 史実にしっかりと裏打ちされたパロディ。最高でした。2016/11/07

Akiki

3
毎日数ページずつしか読む時間がなかったけど、面白かった~ 1話目「邪馬台国」の話で大笑いして、これサイコー!とか思ったのに最後の「開化ツアー」を読む頃にはそんな気持ちをすっかり忘れてしまっているぐらい、他の話もインパクト強く面白かった。特に爆笑してしまったのは「論争」の女の闘い、げに怖ろしきはオバサン2人・・・^^; 他に、山口県出身者としては「どうにでもせえ」のお殿様が好きでした。これこそが優れた人材活用?^^;2012/07/20

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