エクス・リブリス

個数:
  • ポイントキャンペーン

エクス・リブリス

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月28日 20時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087735215
  • NDC分類 019
  • Cコード C0098

出版社内容情報

世界が政治的・社会的に分裂していても、
本は、文化・宗教・国境・時代を超えて
人をつなぐことができる。

私たちは本を読むことで、
自分とはまったく違う人生について
何らかの理解を得ることができるし、
人間が経験する喜びや喪失感は、
誰にとっても同じなのだと気づくことができる。

本は多様な視点と声に触れる機会を
私たちに与えてくれる。

ピューリッツァー賞(批評部門)を受賞した文芸評論家ミチコ・カクタニが、卓越した作家たちの小説や回顧録、何度でも読み返したい名著、現代社会の喫緊の課題に光を当てるノンフィクション、詩集や絵本など、100冊以上の愛読書を紹介する。アンティーク蔵書票のように丁寧に描き込まれたダナ・タナマチのイラストとともにお届けする、今なぜ読書が重要なのかを教えてくれる一冊。

【著者略歴】
ミチコ・カクタニ ( Michiko Kakutani )
文芸評論家。米コネチカット州に日系アメリカ人二世として生まれる。イェール大学で英文学を専攻し、1976年に卒業。ワシントン・ポスト紙、タイム誌を経て、79年にニューヨーク・タイムズ紙に入社。30年以上にわたり同紙で書評を担当し、鋭い文芸批評で文学界に多大な影響を及ぼす。98年にピューリッツァー賞(批評部門)を受賞。2017年に退社。著書に『仕事場の芸術家たち』『真実の終わり』。

内容説明

本は、時間帯や郵便番号を超えて、文化・国境・時代も超えて、人と人をつないでくれる。そして教育や旅行と同じように、異なる視点や多様な声に触れる機会を私たちにくれる。ピューリッツァー賞受賞の文芸評論家ミチコ・カクタニが、現代の卓越した作家たちの小説・回顧録から、何度でも読み返したい名著、現代の政治・社会情勢を解き明かし、気候変動・医療・デジタルイノベーションといった喫緊の課題に光を当てるノンフィクションまで、100冊以上の愛読書を紹介。アンティーク蔵書票のように丁寧に描き込まれたダナ・タナマチのイラストとともにお届けする、今、なぜ、読書が重要なのかを教えてくれる一冊。

目次

『アメリカーナ』チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ
『この世を照らす光―回想録』エリザベス・アレクサンダー
“モハメド・アリの本”
『経験―回想録』マーティン・エイミス
『ワインズバーグ、オハイオ』シャーウッド・アンダーソン
『全体主義の起原』ハンナ・アーレント
『侍女の物語』マーガレット・アトウッド
『オーデン詩集』W・H・オーデン
『大陸漂流』ラッセル・バンクス
“ソール・ベローによる本”
『幻影の時代―マスコミが製造する事実』D・J・ブーアスティン
『伝奇集』ホルヘ・ルイス・ボルヘス、アンソニー・ケリガン編
『ザ・モスで語られた心を打つ物語―知られざる事実と向き合う』キャサリン・バーンズ編
『ペスト』アルベール・カミュ
『権力の移行―リンドン・ジョンソンの時代 第四巻』ロバート・A・カロ
『幸福の追求―ハリウッドの再婚喜劇』スタンリー・カヴェル
『もう少し愉快な話はないのかね?』ロズ・チャスト
“ブルース・チャトウィンによる本”
『夢遊病者たち―第一次世界大戦はいかにして始まったか』クリストファー・クラーク
“外交政策と世界についての本”〔ほか〕

著者等紹介

ミチコ・カクタニ[ミチコカクタニ] [Michiko Kakutani]
文芸評論家。米コネチカット州に日系アメリカ人二世として生まれる。イェール大学で英文学を専攻し、1976年に卒業。ワシントン・ポスト紙、タイム誌を経て、79年にニューヨーク・タイムズ紙に入社。30年以上にわたり同紙で書評を担当し、鋭い文芸批評で文学界に多大な影響を及ぼす。98年にピューリッツァー賞(批評部門)を受賞。2017年に退社

橘明美[タチバナアケミ]
仏語・英語翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

18
ピューリッツア賞受賞、ニューヨークタイムズで長年書評を担当した文芸評論家による愛読書紹介の本。小説から回顧録、医学や科学に関するノンフィクションまでジャンルは幅広いけれども、押しつけがましさがなく、シンプルにまとまっていて読みやすかった。添えられたダナ・タナマチのイラストが本当に素晴らしく、アメリカではポストカードとして販売されていると知って、なによりの推しグッズ!と感心しました。邦訳がある本に関してはちゃんとリストが掲載されているのも素晴らしい。お勧めのブックガイドです。2023/11/25

スイ

16
アメリカ合衆国、という一つの国を一冊の本だけで全て理解するというのはもちろんありえないことだけれど、今作はその理解の大きな足掛かりとなる。 といっても、分類するならアメリカ史の本でもなければ、政治の本でもない。 ニューヨーク・タイムズで長年書評をしてきた著者が、この本を読んでほしい!という本100冊(以上)について書いた、本の紹介の本だ。 しかしその紹介が見事で、本の背景や現代アメリカと比べてのことなどが非常に明瞭に書かれており、建国当初からのアメリカの歴史の流れや問題をつかみやすい。 本書を読み、2023/11/23

葉子

11
日系二世の著者の愛書を100冊以上紹介してくれる素晴らしい本。装丁も好き、ところどころ描かれているイラストも好み。なのになぜか読みたい本があまりなかった。それは多分私の読書の趣味が偏っているのと勉強不足のせいだ。2024/03/23

タイコウチ

11
ニューヨーク・タイムズで文芸評論を担当していた日系アメリカ人である著者による今読み(返し)たい100冊+αの短めの紹介(1冊につき3ページほど、作家やテーマによっては複数冊が取り上げられる)。英語圏の作品が多いが、古典から現代小説、ノンフィクション、評論まで幅広く選ばれている(ムハマッド・アリやキース・リチャーズの自伝も)。いわゆる書評ではなく、この本お勧めですよ、という紹介なので、こちらも気楽に読める。自分の既読本は10冊に満たないが、マキューアン「贖罪」やスミス「ホワイト・ティース」などお気に入りも。2024/02/23

Vincent

6
純文学や自伝だけでなく移民問題など政治色も多数あるバラエティーな書評集。著者は相当なアメリカ民主党シンパでトランプ前大統領を徹底的にこきおろすのはいささかやりすぎかな。気になった書は『グールド魚類画帖』(リチャード・フラナガン)でこれは読みたい。橘先生の翻訳は端正で素晴らしいしダナ・タナマチさんのアート挿絵も良かったです。2023/12/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21528678
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。