首のたるみが気になるの

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087734843
  • NDC分類 934
  • Cコード C0098

出版社内容情報

アメリカの人気映画監督のつぶやく、女性としての悲喜こもごもを、“アガワ節"炸裂の名訳で。身の回りの些細なことから、生き方そのものまで、笑いながらも深く胸に残るエッセイ。(解説/安藤優子)

内容説明

『めぐり逢えたら』『ユー・ガット・メール』などの人気映画監督ノーラ・エフロン×阿川佐和子(訳)で贈るつぶやきエッセイ。人気映画監督の日常的なつぶやきの中に、人生の真理が見えてくる…。

目次

首のたるみが気になるの
バッグは嫌いだ
私を通り過ぎた男とレシピたち
ネバーエンディングお手入れ
見えない、読めない、どこにもない
親業たるもの
さらば、愛しきアプソープ
私とJFK―いまだから言えること
私とビル―なぜ愛してしまったのだろう
住んでいる
人生を三五〇〇語以内で述べよ
失われたシュトルーデルを求めて
ブック・アディクト
知ってりゃよかった
さようならを言う前に

著者等紹介

エフロン,ノーラ[エフロン,ノーラ] [Ephron,Nora]
1941年生まれ、アメリカ・ニューヨーク州出身。ホワイトハウスのインターン、ニューヨーク・ポスト紙の記者などを経てシナリオ・ライターとなり、共同で脚本を手がけた『シルクウッド』でアカデミー賞にノミネートされる。以降、脚本家・映画監督として次々とヒット作を送り出し、ラブ・コメディの女王と呼ばれた。アカデミー賞は計3回ノミネートされている。2012年、急性白血病のため逝去

阿川佐和子[アガワサワコ]
1953年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学卒。テレビ、執筆など幅広く活躍。1999年、檀ふみとの共著『ああ言えばこう食う』(集英社)で講談社エッセイ賞、同年『ウメ子』(小学館)で坪田譲治文学賞、2008年『婚約のあとで』(新潮社)で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

117
以前、女性雑誌の読書特集でいろんな女性作家さんの作品が紹介されていてこちらのエッセイも紹介されていたので読んでみました!著者はラブコメの脚本や監督として有名なノーラ・エフロン。『恋人たちの予感』は当時映画館で観ました!『めぐり逢えたら』『ユー・ガット・メール』も彼女の作品とのこと。とても正直にいろんなことを語られていました!サバサバしてチャーミングな印象♪急性白血病で2012年に亡くなられたことでとても残念です。60歳を超えても女子力高くバスオイルでお肌もツルツルに保たれていて素敵だなぁと思いました★2015/01/17

パフちゃん@かのん変更

74
新聞記者を経て、シナリオライター、脚本家、映画監督・・・と多彩な才能を持つノーラ。この本は64歳の時に書かれたが、残念ながら71歳の時、急性白血病で亡くなられた。生前翻訳を託されていた阿川さんは多忙で先送りになっており、日本語訳が出たのはノーラの死後だったのが残念。でも、阿川さんの訳は秀逸で、ときどきお腹がけいれんするほど笑えた。ノーラはとてもチャーミングな女性だと思う。もし、ニューヨークに行ったら、ノーラが愛したアプソープ・アパートメントを見てみたい。2014/08/29

miyu

55
阿川佐和子さんの翻訳が遅れに遅れたせいで、ノーラ・エフロンが亡くなった後に出版されたらしい(ほんと?)佐和子さんの訳は解りやすく軽妙で、エフロンが私の目の前であれこれと喋り倒しているような感じさえした。バッグの中で物が散らばったら最後、金輪際お目にかかれないとかね。ホントそう。今はまだ首のシワや弛みなんかは自分は気にならないし、ニューヨーカーでないと実感できない話題も多々あった。それでも数々のロマンチックコメディーの脚本や監督として知れたエフロンの面目躍如な語り口で、楽しく読むことが出来たお薦めの一冊。2014/07/19

ぶんこ

51
映画は観ていたものの監督を意識するみかたではなかったので知らない人でした。これを書いたのが64歳の時で、親友が亡くなられたことで、自らの終末期にはどうするかと書かれていました。だからといって暗いエッセイではなく、かなり正直でサバサバしているので面白かったです。高価な美容クリームに手が出つつ、首のしわろ気にしつつも開き直っているようなところが潔い。「知ってりゃよかった」が秀逸。かなり役立つ指摘だと思います。2016/12/18

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

51
帯で翻訳の阿川さんが「あなたも私もそっくりです。」と言っているけれど、こんなキャリアのある映画監督とは全く同じだとは思えないのに、おもしろい。私は片づけも掃除も整理整頓も好きだ。著者のように料理本を見て凝った料理を作るのは嫌い。何ひとつ共通点は無い……ひとつだけ共通点……もう若くないということだけ。最後の章「さようならを言う前に」は、しんみりさせられた。阿川さんとの対談、読んでみたかった。2015/10/03

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