出版社内容情報
善悪も倫理もない。ただ生き抜くのみ。
ユダヤ人絶滅の任務と正義を負わされた兵士たち。極限と混乱のさなか、しかし誰が彼らを殺さずにいられたか。小説という虚構によって見出されるナチス・ドイツの真実。ゴンクール賞受賞の話題作。
内容説明
ユダヤ人絶滅の任務と正義を負わされた兵士たち。極限と混沌のさなか、しかし誰が彼らを殺さずにいられたか―小説という虚構によってこそ見出される、ナチス・ドイツのかつてない真実。フランス二大文学賞受賞、世界各国で話題沸騰の問題作ついに日本上陸。
著者等紹介
リテル,ジョナサン[リテル,ジョナサン][Littell,Jonathan]
1967年ニューヨーク生まれ。アメリカ人の両親とともに幼い頃に渡仏して以来、アメリカとフランスで育つ。文芸作品としては処女作となる『慈しみの女神たち』で、ゴンクール賞とアカデミー・フランセーズ文学大賞をW受賞する快挙を遂げた。執筆活動に入る前は人道救援組織のメンバーとして、ボスニア、チェチェン、アフガニスタン、コンゴなどで活動。現在はスペインで暮らす
菅野昭正[カンノアキマサ]
1930年生まれ。フランス文学者、文芸評論家、東京大学名誉教授
星埜守之[ホシノモリユキ]
1958年生まれ。フランス文学者、東京大学准教授
篠田勝英[シノダカツヒデ]
1948年生まれ。フランス文学者、白百合女子大学教授
有田英也[アリタヒデヤ]
1958年生まれ。フランス文学者、成城大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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