内容説明
唯一の肉親イアン叔父さんが、交通事故死にみせかけて殺された。悲しみに暮れる間もなく、14歳のアレックス・ライダーは、叔父さんがMI6(英国の諜報機関)の特殊工作員だったという事実を知る。MI6にスカウトされた彼は、全身傷だらけになりながらも地獄の訓練に耐え抜いた。敵は、正体不明のコンピューター王だった。やがて、リベンジ作戦が開始された…痛快アクション・ファンタジー。
著者等紹介
ホロヴィッツ,アンソニー[ホロヴィッツ,アンソニー][Horowitz,Anthony]
1955年生まれのイギリス人。ヨーク大学卒業。子供時代に『タンタン』やロアルド・ダールの本を愛読。22歳で作家デビューし、以来20冊近い小説を刊行。テレビ・ドラマの脚本も多数(『名探偵ポワロ』など)ある
竜村風也[タツムラフウヤ]
1965年、東京に生まれる。慶応大学卒業。財団勤務の後、仕事と勉学のため、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、アメリカに滞在し、2000年末に帰国。『ストームブレイカー』で翻訳家としてデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Atsushi Kobayashi
20
勧善懲悪なパターンで、気楽に読めます。でも伏線回収が素晴らしい2020/07/24
読生
4
https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/40877336882021/01/15
天翠
4
不可能だ!と思いながらもそこはそれで楽しめる。年齢の割に度胸あるアレックス。海外の14歳は日本のそれと違って発育がいいから体格もしっかりしているし、精神的にも自立が早いはず・・・と思いながらもプロではないのでスパイとしてはおそまつなミスをしでかしてしまうところがなかなか微笑ましい。面白かったので続きを追いかけたい。しかし絵がなんでこれなの??2015/06/15
永田 誠治
4
ボクが昔まだ少年ジャンプを購読してた頃、あのジョジョの作者が挿し絵を描くと話題だった少年向けアクション小説。荒木飛呂彦のイラストはカッコいいけど、イマイチ合ってないのが残念。だって主人公は弱音も吐けばミスもする普通の男の子なのに、イラストはどれもスタンドでも使いそうなくらい自信満々のドヤ顔だから(笑)。ちなみにこれ映画化されててタイトルは『アレックス・ライダー』。いいネーミング。読みやすいので次作も読みたい。2013/02/09
shiro
3
この作品を読んだのは、高校生の頃でした。子供がスパイをすることになり、ミッションをこなしていく話。ハラハラドキドキしぱなしで、続編の作品もあっという間に読めてしまいます!大人になってからもたまに読み返しては、作品に夢中になっています。あまり読まれていないみたいなので、たくさんの人にオススメしたいお話です!