青い自転車<br> アンリ・マルタン通り101番地―青い自転車〈2〉

青い自転車
アンリ・マルタン通り101番地―青い自転車〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087732849
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

内容説明

1942年秋、20歳になったレアは、最愛の母に続き父も失なう。父の遺したモンチヤックのブドウ園の経営は行きづまり、生活も逼迫。レアは姉フランソワーズの出産のため、パリに行く。ゲシュタポの暗躍が激しいパリ。レアの友人でユダヤ人のザラーが逮捕され、アンリ・マルタン通り101番地の館で残酷な拷問を受ける。恐怖の影はボルドーにも忍びより、裏切り、密告でレアの親しい人達も次々と。そして、対独レジスタンスに身を投じたロランの妻カミーユも捕まる。パリで、ボルドーでレアは“青い自転車”に乗り、救出に手を尽くすが、自身も…。再びパリへ逃れるレアは、運命の男フランソワに抱かれ、束の間の悦楽に酔う。しかし、恐怖はさらに激しく牙を剥き、レアに襲いかかる…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みほこ

1
1942年の秋〜1944年の初め。ドイツ占領下のフランス。ザラーをはじめ身近な人が相次いで捕まり、レアにもゲシュタポの影が忍び寄る。レアに危機が迫ると必ずフランソワが登場。レアだけではなく農場の危機も救おうとするのだからカッコ良すぎる。2014/10/26

hal.k

0
ロンドン空襲、ベルリン空襲、イギリスとドイツが激しく攻撃しあっていた印象が強かったので、フランスもドイツと戦争していたのだと勘違いしていた。フランス政府はドイツに協力していて、レア達は自国の政府と戦っていた? じゃあノルマンディーで政府はどっちの味方だった? 国連の常任理事になったのはその政府? じゃないよね?2025/01/04

くりこ

0
2003年の再読。 1部より展開が面白くなり、かつユダヤ人虐殺など細かく書かれ小説としての軸があるように感じた。1部は出来事の羅列が多かった。 戦時下での人々の様子や殺戮など詳しく書かれながらも、恋愛小説としての面白さもあり。 2024/09/18

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