内容説明
本書は、地球に優しく、かつ家の中をきれいにするものを自分で作り、広めてきた経験の持ち主である著者が重曹や酢酸、石鹸、レモンの絞り汁、といったシンプルでふつうの材料を使って、安全で、安上がりなクリーナーの作り方の秘密を紹介したものである。
目次
1 なぜ変えなくちゃいけないの?
2 安全に家の中をキレイにするための準備
3 “いい子ちゃん”で家の中をきれいにしましょ
4 まあ、驚きの代替品(オルタナテイブ・クリーナー)
5 化学物質を使ったお掃除・お洗濯
6 考えてほしいこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
里愛乍
33
まるでラノベのようなタイトル(これは先日読んだ本の影響かもしれませんが)しかしてその実態は、目からウロコのエコロジー。今でこそ簡単に手にはいるようになった、重曹やクエン酸、エッシェンシャルオイル等自然素材おそうじ法の奔りともいえるでしょう。本書の何が楽しいといったら、そのネーミングのセンスです。クリーナーにキラキラソーダ、クレンザーにアースシェイカー、駆除剤にハニーポット、 金属磨きにコパーマルガリータと、まるでカクテル。思いっきり楽しんでる姿勢が素敵ですね。2017/11/28
バニラ風味
20
今、世の中に流通している掃除道具(洗浄剤)。洗浄力や香りが良いのは魅力だけれど、その成分表示をよくみたことありますか。実は危険な成分のものが数多く使われています。特に、使った時に刺激臭がするものなど、人体に被害があった報告もあります。著者は、子どもが生まれたことを機に、体に安全で子どもと共に使える洗浄剤を研究し、そのレシピを作り、掲載したのがこの本です。ほとんどが重曹と酢酸、そしてエッセンシャルオイル。今では手軽に手にはいる物ばかり。人間・環境・地球にも優しいレシピたち、ちょっと試してみたくなりました。2016/03/19
MIKAKO
3
私のお掃除本の原点。すぐ手荒れするのでこの本で学んだエコクリーニングはとても役に立った。著者が外国人なので具体的に日本家屋に利用したい場合は、この本を翻訳した佐光紀子さんが日本人向けに出している本があるので、そちらの方がかゆいところに手が届くと思う。2008/12/13
琵音
2
初版から既に15年経っていたんですね。今では、この本の中で手に入りにくいと書かれていたエッセンシャルオイル他、ネット通販で楽に手に入るものが増えています。簡単そうなものからいくつか試してみようと思います。2012/10/10