内容説明
愛の復讐、婚約者の死、運命の男フランソワとの出会い、殺人、爆撃、戦火のパリからの脱出、官能の悦び、対独レジスタンス…。一人の奔放な美少女は、時代の激流に呑み込まれ、傷つき、叫びながら、“青い自転車”に乗って走る、そして風になる…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みほこ
3
第二次世界大戦中のフランスが舞台。フランス=連合国=勝者のイメージがあったが、ドイツに降伏した直後のフランスは戦場そのものだったんだなと思った。レアという女性は、すごく情熱的。ロランを好きという気持ちもわかるがフランソワとの今後も気になる。2014/10/16
くりこ
1
以前読んで良かった記憶の中、再読。 単なる恋愛物ではなく、第2次世界大戦へと向かう世の中が描かれている。ただ、以前は気がつかなかったが、出来事の羅列が多く、心に染みわたる情景には欠けるかなぁと。2024/09/14
堀千里
1
一言で言うとフランス版「風と共に去りぬ」ですね。
くりこ
0
主人公レアの波乱万丈な人生に一気読みでした。読後、風と共に去りぬが基礎になっていると知り、納得。今時のヤワな恋愛小説にはない醍醐味です。 中々、レビュアーがいないので是非レビューしてください。2003/08/01
ミカヅキカゲリ
0
ちょっとやりすぎだと思うけれど面白い。2010/07/05