内容説明
愛こそすべての傷みを癒す…ガンの告知。それは医師の誤診から始まった―二人の女、パメラとドロシーの運命の明日。サマセット・モーム賞受賞作品。現代イギリス人気作家日本デビュー。
感想・レビュー
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きうりっち
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ずっと作者は女性だと思い込んでいた。男性だからどう違うと言われたら困るが、もう少し読み方が変わっていたかもしれない。同じ病気で手術を受けた２人の女性が６週間検診で診察内容を取り違えられてしまう。 化学療法を拒否して宗教に救いを求めた大学教師の女性の心の変化を追っていく展開の中にいろんな人が絡み合ってくる。正直ふざけてるのかと思うような筋立てだが、飽きずに最後まで読め面白かった。宗教的な部分はいまひとつわからなかったが。2015/02/26
