内容説明
パリの読書界のみならず、日本の若者の間で、静かだが熱い支持をうけた『浴室』のフィリップ・トゥーサン待望の第二作。主人公の名前はムッシュー。またまたとぼけた、心優しいお人柄。なんにも働いていない様子なのにフランス・フィアット社の営業課長。フィアンセに捨てられても、その両親とはだいの仲よし。新しい恋人の白い手を握ろうかどうしようかと、今日も思案のま最中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ニコぴよ
6
久しぶりに手にしたが今も古びた作品とは感じない。淡々と意図的に控えめな仕事ぶり(上司の影に隠れ気配消す所作が笑える)自己主張できなくてズルズル理不尽に巻き込まれるのは、親近感。気になる女性とデートでのディナー支払いでの提案の仕方、フランスだとアリなのか。ちゃんと想いは通じ合って、ムッシューの人生、お茶の子さいさい‼️2026/07/30
泉を乱す
5
ムッシューの働き方、真似したい。 滑稽さの中に知的センスもあるムッシューのライフスタイルは、虜になる!2018/06/10
ありんこ
3
なんだか癖になるかわいらしい文体ですね。ジャック・タチのユロが大好きなので、雰囲気が似ているという感想を見つけて読んでみました。女性を主人公にしたムッシューのような巻きこまれ系のお話はあまりないですよね。私もムッシューのように「いろんな人がいるもんです」とか思いながら飄々と生きたいのですが、そうはいきません(笑) トゥーサンが気になったので、もう少し読んでみようと思います。2024/07/15
I am
3
ゆるゆる読める初めての感覚。ムッシューかぁ・・・よかった。いろんなひとが、いるもんです。2009/08/23
ベータケ(betake)
2
27年ぶりぐらいに再読した。ジャック・タチを思い出した。2017/04/26




