内容説明
プロのロックミュージシャンになった女子高生とやさぐれ男の爽やかな出会いと別れ。第16回すばる文学賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
14
学校と仕事に追われて自分を見失いかける高校1年生のユーリ。ベースの腕をかわれて女性ばかりのロックバンドに入る。しかし週に3、4回はライブがあるため学校とバンド活動の間で彼女は次第に疲れていく。「あたしはふと、何のために働いているのだろうかと考えた。するとあたしの心は砂まみれの餅のように伸びて、身体の内側をざらざらと擦った」そんな時10才近くも年上のフジシマという男に出逢う1993/01/24
チガ
11
高校生のユーリが、ベースを始めて、受けたオーディションに合格しプロになり、忙しい日々の中で偶然知り合ったフジシマという男に惹かれ家に転がり込み…。ちょっと設定に無理があるような…ほとんど初心者がいきなりオーディションに合格するかなぁ。登場人物達にもいまいち共感できず。ユーリと同じ年の頃に読んでいたらもう少し印象が変わっていたのかなぁ。2013/06/09
なお
2
大人になりたい間は時間ってどんなに忙しくてもおそいんだよね。。大人になると、早すぎてせつないんだけど。。2014/07/07
しき
2
大好きな某レディースバンドを彷彿させるので、読んでみた作品。すごく印象的でヒロインがかなり好み。ラストもすごくよかった。
笹木
0
司書に薦められて読んだ。勢いで最後まで読んだ!2008/12/02