赤い月の香り

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赤い月の香り

  • 千早茜
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  • 集英社(2023/04発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087718324
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

天才調香師は、人の欲望を「香り」に変える――。
直木賞受賞第一作。『透明な夜の香り』続編!

「君からはいつも強い怒りの匂いがした」
カフェでアルバイトをしていた朝倉満は、客として来店した小川朔に、自身が暮らす洋館で働かないかと勧誘される。朔は人並外れた嗅覚を持つ調香師で、その洋館では依頼人の望む香りをオーダーメイドで作り出す仕事をしていた。
朔のもとには、香りにまつわるさまざまな執着を持った依頼人が訪れる。その欲望に向き合ううちに、やがて朔が満を仕事に誘った本当の理由が分かり……。
香りを文学へと昇華させた、第6回渡辺淳一文学賞受賞作『透明な夜の香り』に続く、ドラマチックな長編小説。


【著者プロフィール】
千早 茜(ちはや・あかね)
1979年北海道生まれ。幼少期をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。2008年『魚神』で第21 回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。翌年、同作にて第37 回泉鏡花文学賞を受賞。13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で第6回渡辺淳一文学賞、23年『しろがねの葉』で第168回直木賞を受賞。著書に、『男ともだち』『わるい食べもの』『神様の暇つぶし』『ひきなみ』など多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

545
千早 茜は、新作中心に読んでいる作家です。直木賞受賞第一作にてシリーズ第二弾、天才調香師は、人の欲望を「香り」に変える、ある種の「香り」は、確かにエロティックかも知れません。 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-771832-42023/05/16

パトラッシュ

508
調香師シリーズ第2作のテーマは「怒り」か。怒りに囚われると目の前が真赤に染まっていく青年満は、匂いを通じて他人の心が読める小川朔の許で働きながら様々な人の怒りに触れていく。赤い月は大災害の前兆と聖書にあるように、深いトラウマを抱えた依頼主は、心の傷口から流れる血を抑える香りを朔に求める。彼らは朔の作った香りをきっかけに忘れていた過去を思い出し、傷を負った事情と正面から向き合う。自分も苦しみを直視する勇気を得て、満は初めて穏やかさを感じた。そこで描かれた朔の過去は、誰よりも静穏な彼の心の傷の深さを窺わせる。2023/09/17

Sato19601027

391
調香師小川朔の話 最新作は朝倉満目線で物語が進む。 「香り」と「記憶」が結びついている感覚って、確かにあるよな。 千早茜先生の表現も優しくて、美しくて、次回作希望。2023/05/17

うっちー

380
前作の際にも書きましたが、私は鼻が悪く、臭いに鈍感です2023/05/22

のぶ

344
「透明な夜の香り」の続編という事で、あの不思議な世界観を漂わせた世界が味わえると思い楽しんで読んだ。登場人物は前作と同じく、カフェでアルバイトをしていた朝倉満に、香りに関しての依頼は何でも引き受ける小川朔に幼馴染みの探偵・新城。作品の雰囲気は前作とはやや変わっており、その繊細さや神聖な空気感はあまりないが、本作は満の赤い香り、次々と生まれゆくけれど行き場のないもどかしさの香りが立ち込めていて、その感覚が前作とはまた違った独特の世界に誘ってくれた気がした。それにしても小川朔の嗅覚には今回も驚かされた。2023/05/12

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