我は、おばさん

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我は、おばさん

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  • サイズ 46判/ページ数 249p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087717471
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『更級日記』から『マッドマックス 怒りのデス・ロード』まで、古今東西の文学・エンタメ作品をひもとき、ポジティブに「おばさん」を再定義する、カルチャー・エッセイ。
ジェーン・スーさんとの特別対談も収録!


【著者略歴】
岡田育(おかだ・いく)
1980年東京都生まれ。編集者を経て、2012年より本格的にエッセイ・コラムの執筆を始める。テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍。著書に『ハジの多い人生』(文春文庫)、二村ヒトシ・金田淳子との共著『オトコのカラダはキモチいい』(角川文庫)、『40歳までにコレをやめる』(サンマーク出版)、『女の節目は両A面』(TAC出版)など。2015年よりニューヨーク在住。

内容説明

『更級日記』から『マッドマックス』まで、文学・漫画・映画など名作をひもとき、現代の「おばさん」像を再定義するカルチャーエッセイ。ジェーン・スーさんとの特別対談も収録!

目次

第1部 未来を向いて生きる中年(おばさんは、どこへ消えた?;贈り物が結ぶ斜めの関係)
第2部 母とは異なる価値観の提示(自由を生きる非・おかあさん;遠くから届く身勝手な愛;よその子と川の字に横たわる)
第3部 少女でもなく、老婆でもなく(世界の窓はテレビの中に;かわいいおばあちゃんになりたい?;男と女と男おばさん)
第4部 社会の中に居場所を作る(新しい共同体は姨捨山の向こうに;働くこと、教えること、自由になること)
第5部 おばさんになる方法(誰がおばさんを作るのか?;世界の片隅でアメちゃんを配る)
ジェーン・スー×岡田育 巻末特別対談

著者等紹介

岡田育[オカダイク]
1980年東京都生まれ。編集者を経て、2012年より本格的にエッセイの執筆を始める。テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍。2015年よりニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

天の川

64
フランスでは「マダム」、アメリカでは「ミズ」・・・しかし、日本では「おばさん」という呼称が差別語に堕ちてしまっている。古今東西の文学作品や映画、漫画、実在の人物を取り上げ、数多くのおばさんのロールモデルを提示し、「おばさん」という呼称にかけられた呪いを解こうとするこの本、とても面白かった。社会の不条理を再確認するとともに尊厳を取り戻せる。岡田さん、この本を物するのにどれだけの文献にあたり、考察し、わかりやすい言葉で提示するのに心を砕いていることか!エッセイのようなタイトルだが、実に内容が濃いお勧めの一冊。2021/10/24

ネギっ子gen

59
【年齢を重ねるにつれ、世界はもっと豊かに広がる】推薦!『更級日記』から『82年生まれ、キム・ジヨン』『夏物語』や『違国日記』に至るまで、文学・漫画・映画などを通し現代の「おばさん」像を再定義する。巻末で、ジェーン・スーとの対談。良き娘であるよう教え諭され育ってきた。しかし、<「おばさん」になる方法については、誰も教えてくれなかった。短いようで案外長い女の一生のうち、最も長く呼び掛けられるその称号について、見聞きし、読み解き、考える機会は、極めて限られていた。奪われていた、とさえ言えるのかもしれない>と。⇒2023/01/12

shikashika555

58
読み始めから体温が上がる。 おばさんはおじさんと違い、愛される余地のない卑称だった。 若くない女である我々は、どこへ行けばいいのか。 どこを目指し何をすれば、男社会に支配されず 尊厳を損なわず自らを生かし社会と繋がれるのか。 そして、どうすれば後から来る妹たち娘たちが生きやすいように 道を拓いてやれるのか。手助けしてやれるのか。 著者も、同じ事を思ってるんだ。手を取って言葉を交わしたい。 私もおばさん、貴方もおばさん。同じ国からきたのよ。 卑屈になるでも尊大になるわけでもなく、おばさんであるのだ。 2021/10/25

34
「おばさん」これは日本語で一番難しい言葉なのかもしれない。ニュアンスによっては意図せず蔑称になってしまうので、知らず知らずのうちに使うのを避けていた言葉。著者は「おばさん」に対してポジティブに光を当てている。お母さんだけが子を育てるのではないのだ。2022/09/10

kum

31
本来ニュートラルな一般名詞なのに良い意味で捉えられない「おばさん」という呼称。長きに渡るその時間を力強く肯定し、さらに後ろに続く世代にも勇気のバトンを渡したいという思いがつまったエッセイ。生き方も性別役割も均一的だったかつての時代とはもう違う。なのに時代錯誤的な考えや抑圧がはびこる世の中で、立場も血のつながりも越えて女性たちが連帯していくべきだという考えは本当にそうだなと思う。「ここはおばさんたちに任せな!」と下の世代の重荷を肩代わりして、下心のないアメちゃんを配る。なんてかっこいいおばさん像なんだろう。2021/12/08

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