出版社内容情報
ホテル〈アルカディア〉支配人のひとり娘・プルデンシアは、敷地のはずれにあるコテージに理由不明のまま閉じこもっていた。投宿していた7名の芸術家が同情を寄せ、元気づけ外に誘い出すべく、コテージ前で自作の物語を順番に語りだした。突然、本から脱け出した挿絵が「別にお邪魔はしないさ」と部屋に住みつづける「本の挿絵」、何千年も前から上へと伸び続けるタワーマンションの街を調査するも、1万階を過ぎたあたりで食糧が尽きてくる「チママンダの街」など7つのテーマに沿った21の不思議な物語。この朗読会は80年たった今も伝説として語り続けられ、廃墟と化したホテル〈アルカディア〉には聖地巡礼のようにして、芸術家たちのファンが何人も訪れる。80年前、あの朗読会の後、7名の芸術家たちはどうしたのか、そしてひとり娘のプルデンシアはどうなったのか。
創元SF短編賞を受賞し、そのぶっ飛んだシチュエーションと巧みな文体で、全国の目利き書店員さんを驚倒させた作家による、全国民注目の初の長編小説。
【著者略歴】
石川宗生(いしかわ・むねお)
1984年、千葉県生まれ。オハイオ・ウェスリアン大学天体物理学部卒業。約3年間の世界放浪、メキシコ・グアテマラでのスペイン語留学など経て、翻訳者として活動。2016年、短編「吉田同名」で第7回創元SF短編賞を受賞。2018年、受賞作を含む短編集『半分世界』を刊行。
内容説明
ホテル・アルカディアに閉じこもる絶世の美女プルデンシアを救うべく、7人の芸術家たちが、いま立ち上がった!誰も読んだことのない、はるか未来の千夜一夜物語。創元SF短編賞を受賞し、そのぶっ飛んだシチュエーションと巧みな文体で、全国の目利き書店員さんを驚倒させた作家による、全国民注目の最新長編小説。
著者等紹介
石川宗生[イシカワムネオ]
1984年、千葉県生まれ。オハイオ・ウェスリアン大学天体物理学部卒業。約三年間の世界放浪、メキシコ、グアテマラでのスペイン語留学などを経て、翻訳者として活動。2016年、短編「吉田同名」で第七回創元SF短編賞を受賞。2018年、受賞作を含む短編集『半分世界』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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