みちづれの猫

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  • サイズ 46判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087716856
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ふり返れば、いつもかたわらに猫がいた――。
離婚して心身ともに打ちひしがれたとき、大切な家族を亡くしたとき、家庭のある男を愛したとき……人生の様々な場面で、猫に寄り添われ救われてきた女性たちを描く、心ふるえる全七編の短編集。

『ミャアがそろそろ旅立ちそうです』実家の猫に死期が近いことを母親から知らされ、私は東京から金沢へ向かうが……/「ミャアの通り道」

離婚で気力を失い、人付き合いがなくなり生活が荒れていった江美。ある冬の日、マンションのベランダに一匹の猫が現れて……/「運河沿いの使わしめ」

離れて暮らす会社員の息子が急死した。一日のほとんどを仏壇の前に座って過ごす富江のもとに、お線香を上げたいと言う若い女性が訪れ……/「陽だまりの中」

軽井沢のフラワーショップに勤める早映子を訪ねてきた男がいた。それは30年以上前に別れ、ずっと会っていなかったかつての恋人だった……/「残秋に満ちゆく」


【著者略歴】
1955年石川県金沢市生まれ。84年「海色の午後」で第3回コバルト・ノベル大賞を受賞しデビュー。2002年『肩ごしの恋人』で第126回直木賞を、08年『愛に似たもの』で第21回柴田錬三郎賞を受賞。『手のひらの砂漠』『啼かない鳥は空に溺れる』『淳子のてっぺん』など著書多数。

内容説明

『ミャアがそろそろ旅立ちそうです』実家の猫に死期が近いことを母親から知らされ、私は東京から金沢へ向かうが…(『ミャアの通り道』)。離婚で気力を失い、人付き合いがなくなり生活が荒れていった江美。ある冬の日、マンションのベランダに一匹の猫が現れて…(『運河沿いの使わしめ』)。離れて暮らす会社員の息子が急死した。一日のほとんどを仏壇の前に座って過ごす富江のもとに、お線香を上げたいと言う若い女性が訪れ…(『陽だまりの中』)。心ふるえる七つの物語。猫と一緒の人生は、せつなくて、愛しい。

著者等紹介

唯川恵[ユイカワケイ]
1955年石川県金沢市生まれ。84年「海色の午後」で第三回コバルト・ノベル大賞を受賞しデビュー。2002年『肩ごしの恋人』で第一二六回直木賞を受賞。08年『愛に似たもの』で第二一回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

326
『手のひらの砂漠』に続いて、唯川 恵、2作目です。猫のいる風景の連作短編集、心を温かくする物語集です。オススメは『運河沿いの使わしめ』&『祭りの夜に』だにゃあ(=^・・^=) 猫祭りに行ってみたいミャア🐈2019/11/18

旅するランナー

216
十猫十色な猫と出会える、ニャニャ(7)短編。猫を通して、心癒され、涙溢れ、愛思い出す。人生の道連れに猫を飼いたくなる一方で、猫との別れを思うと躊躇してしまう。でも、確かに、猫好きは、すべての猫を好きになるのだ。神様の使わしめ、猫に招かれる、ニャンダフルな一冊です。2020/03/12

ウッディ

215
「ふり返れば、いつもかたわらに猫がいた」帯の言葉どおり、猫をテーマにした7編の短編集(ぬいぐるみの猫も含んでいたけど)。猫がいた思い出は、幸せだった頃の記憶をより鮮やかにし、辛い時には心の支えになっていたことを思い出させる。恋愛の話も多く、唯川さんらしく丁寧に描かれた一冊でした。引き籠りになりそうな弟が、猫のために部屋のドアを少し開けているから大丈夫と思う家族の愛情はジーンとしました。自分の学生時代に下宿で飼っていた猫のことを思い出しながらのしみじみとした読書時間でした。2020/05/23

ぶち

159
女性とその女性の人生の道連れとなってくれた猫との短編集。登場するのは、飼い猫、野良猫、あるいはぬいぐるみの猫と様々ですが、女性に寄り添ってくれる猫の存在に胸がジーンとします。それは、登場する女性たちが年齢を重ねていくことで人生の切なさを感じていく姿が、自分の気持ちと重なってしまい、奥深くまで沁みてくるから。 泣いてしまいそうになるのをずっと耐えていましたが、最後の短編で涙腺が崩壊してしまいました。猫のお腹に顔を埋めて、匂いを嗅ぎたくなりました。2020/03/14

とろとろ

148
最初のミャアの話が自分の家に居た猫の最後とあまりにも良く似ていたので、いきなり涙腺崩壊してしまう。この先どんな話が出て来るのかと(涙腺が)心配だったが、その後は猫の話というより猫に癒される人間の話に主眼が移っていったようで、そうなると自分も興味が薄れていった。猫に心情を救われるというような話はどこにでもあるような話になってしまうのか。猫が主人公となる最初の話の感動から比べると最後は人間の感情が主となってしまうから、淡々とした気分で読むことになる。いっその事「吾輩は猫」的な話も読みたかったな。2020/01/15

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