救命センター カルテの向こう側

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救命センター カルテの向こう側

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087716443
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

高齢化する日本。救命救急の現場でもその影響は大きい。孤独死、介護疲れからの無理心中、老親への家庭内暴力……。最先端の医療現場から社会を見据える、ヒューマン・ドキュメント。

内容説明

救急医療における「最後の砦」である救命センターにも、高齢化の波が押し寄せる。30年にわたり生死の境目を見続けてきた現役救命医が本音で綴った「命」をめぐるメッセージ。

目次

孤独死
刺創
リピーター
同意書
錯乱
蘇生術
レセプト
越境
終末期

著者等紹介

浜辺祐一[ハマベユウイチ]
1957年兵庫県生まれ。81年東京大学医学部卒業。東大病院救急部を経て国立水戸病院外科に勤務。85年救命救急センター開設と同時に、都立墨東病院へ。現在、救命救急センター部長。99年『救命センターからの手紙』で第四七回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

detu

53
『カルテの向こう側』言いえて妙である。この国の抱える救命医療の理想と現実のギャップを救命救急現場の先生からの忌憚のない話の数々。「本当に救急が必要な患者なのか?」深い意味がある。救急搬送など必要ない軽度の患者、又もはや生存の可能性のない患者、またこれ以上長生きが必要なのかと思われる患者など。命とは何か、生かすという事はどういうことなのか。「心肺停止の人じゃなくて土左衛門だったの?」もうすでに息切れているのである。この言葉だけを聞けば誤解も生むだろう。現場は少ない人手と限りある設備で必死にやっている。続☆ 2016/08/24

きさらぎ

51
救急医療の現実にジレンマを感じる医師の姿が浮き彫りになっている。”たらい回し”と一方的に悪く言われる救急搬送の問題だけど、利用者のエゴ(救急車をタクシー代わりに利用する患者とか)により、本当に緊急の手当てを必要とする患者を後回しにせざるを得ないとか…。こういう現実を声高に訴えて、救急車を有料にするしか手立てはないと思う。文字通り”カルテの向こう側”にある医師たちの奮闘と苦悩が報われて欲しい。2016/03/27

宇宙猫

35
★★★★ 救命救急センターの部長先生が、現場で起こっていることを書いた本。救急に押し寄せる高齢化の波や安易な救急搬送など、大変なのはなのが良く分かる。でも、東京はオリンピックができるくらいお金があるんだから、拠点は増やせるのではと思ってしまう。2016/06/18

かいゆう

26
「救命救急医療」の適応か、「終末期医療」の適応か…。寝たきりの人の急変は?超高齢者は?救命救急センターの適応、不適応の線引きが難しい。私自身は治療にあたった若い先生たちと考えが近いけど、部長ともなると冷たく感じる。現実を見るとそうは優しくいかない。限界がある中で、受け入れ体制を整え、命を救うには、どこかで線引きが必要。救急車の利用、どこまでの処置をするか、生かせるのが幸せか、静かに眠るのが幸せか、命を前に、助けるってシンプルな事ではいけないのかと、読んでいて「う〜ん」と唸ってしまうような事ばかりだった。2016/12/12

ichi

20
【図書館本】救命センターの日常のノンフィクションエッセイなのですが、伝わってきたのは、むやみに救急車を呼ばないで欲しい。というメッセージでした。救急車はタクシーではない。救急隊側は呼ばれたら、どんなに軽傷や受診しなくてもよい状態であっても病院へ運ばなければならないジレンマがある。う〜ん。うなづける、2018/08/15

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