ジヴェルニーの食卓

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ジヴェルニーの食卓

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087715057
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

美の巨匠たちは何と闘い、何を夢見たのか
ドガ、セザンヌ、モネ、マティス。時に異端視され、時に嘲笑されながらも新時代の美を果敢に切り拓いた偉大なアーティスト四人の愛と友情、そして格闘の日々を色鮮やかに蘇らせる短編集。

内容説明

マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、モネ。新しい美を求め、時代を切り拓いた巨匠たちの人生が色鮮やかに蘇る。『楽園のカンヴァス』で注目を集める著者が贈る、“読む美術館”。

目次

うつくしい墓
エトワール
タンギー爺さん
ジヴェルニーの食卓

著者等紹介

原田マハ[ハラダマハ]
1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科卒業。マリムラ美術館、伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室にそれぞれ勤める。森ビル在籍時、ニューヨーク近代美術館に派遣され同館にて勤務。その後独立し、フリーのキュレーター、カルチャーライターへ転身。2005年「カフーを待ちわびて」で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し作家デビュー。2012年、画家アンリ・ルソーの代表作「夢」を巡るアートミステリー『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

1006
『楽園のカンヴァス』に続いて、絵画の世界を描く短篇集。4つの短篇からなるが、基本的には印象派を中心に語ってゆく。冒頭の「美しい墓」は、マティスとピカソを描くので、感覚的には他のものよりもさらに新しいのだが、ルーツは印象派の周縁にあったと言ってよい。色彩の美しさでは、これが一番かと思う。一方、小説を読む楽しみという点では「タンギー爺さん」か。もっとも、この小説の核心となる部分は、映画『モンパルナスの灯』そのものだ。ここから着想を得たかとも思われる。なお、この小説の最後は、なかなかにハートウォーミングだ。2016/08/01

サム・ミイラ

745
マティスとドガ。セザンヌそしてモネ。四人の絵画の巨匠を紡ぐ四つの物語。だが主役は彼らではない。本当の主役は誰にも、そう天才にも凡夫にも公平な「時間」。立ち止まる事なく過ぎ去る時の流れの儚さ愛しさ。時はまさに印象派が一瞬に捉える陽光のようにたゆたい、煌めく光と影となって胸に迫る。それぞれがこれほどに切ない物語だとは想像もしていなかった。原田マハの絵画に関する著書には史実と虚構を上手く組み合わせた優れたものが多いが、私はその中でもこの作品が好きでたまらない。この中にこそ永遠がある。生きる喜びと悲しみがある。2017/04/23

射手座の天使あきちゃん

678
ルーブルもメトロポリタンもエルミタージュも行ったことないですが、マハさんの紡ぐ巨匠たちのこんなエピソードを読めば実物を見たくなっちゃいますよね。 ドガの「エトワール(踊り子)」とモネの「印象・日の出」・「日傘を差す女」は絶対見たいですw! (^_^)v ジヴェルニーにも行ってみたいなぁ。 えっ、これって全然感想になってないですね(笑)。2014/10/11

zero1

658
原田は絵画に作者だけでなく、作者の近くにいた人物たちの物語を見ることができる。画家は特殊な面があるものの、単なる人間。だから食べ、愛し失敗もする。マティス、ドガ、セザンヌ、モネ。ピカソやゴッホも登場。四つの短編は事実を基にしたフィクション。だが次に彼らの作品を鑑賞したら、間違いなく作品への理解が深まる。「読む美術館」である本書。音楽もそうだが、小説で絵画を描ける作家は貴重。読者を未知の世界へ導いてくれる。支持が多いのも納得の秀作だが、一部の読者は内面の毒を描いていない点と変化球を嫌うはず。直木賞候補。2019/06/27

にいにい

563
原田マハさん祭り継続中。だけど、ちょっと間が空き過ぎかな?。今回の作品は、マハさん十八番の芸術もの。まさに、読む美術館。マティス、ドガ、セザンヌ、モネの作品が創られていく様が目に浮かぶ。まだ見ぬ作品も、目の前に示されているような錯覚にも囚われる。巨匠の周りの配役の心理も興味深い。マハさんのアートストーリーは、凄いの一言。本物の絵画も見たくなる魅惑の一冊。マティスとモネの話が好みかな。2014/06/07

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