内容説明
アムステルダム行き823便の客室乗務員、浜沖結花には密かな計画があった。が、外は雪。搭乗口に乗客の姿はない。乗務員たちのさまざまな思いが交錯する中、結花は焦燥を募らせる…。恋愛小説の傑作『風の盆恋歌』の著者がおくる緊迫した文章で描くスリリングな恋。
著者等紹介
高橋治[タカハシオサム]
1929年、千葉県生れ。金沢の旧制第四高等学校を経て、東京大学文学部国文科を卒業。松竹入社後、1960年より監督作品を発表。1965年松竹を退社し作家活動に入る。1983年『秘伝』で直木賞、1988年『名もなき道を』『別れてのちの恋歌』で柴田錬三郎賞、1996年『星の衣』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
チェス
4
雪の中、飛行場でのお話。サラリと。図書館本2020/12/13
史
1
豪雪の客室乗務員物語。2021/01/08
けやき
1
主人公と男の過去がもっと見えてこないと、結末が消化不良のまま。2010/09/01
ゆう
1
どうしてそこまで「会いたい」のか、それがいまいち伝わってこない。 だから最後の結果にもそこまで…2010/01/22
surf
0
雪には人の運命を変える力がある。その白さに洗われるのか、恐れるからなのか。「厳しさの方に自分の行動を合わせていく」という言葉がとても好きだ。客室乗務員のプロ意識は是非、見習いたい。図書館の本。2016/11/17
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