琥珀の夢―小説 鳥井信治郎〈上〉

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  • サイズ 46判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087711233
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報




内容説明

サントリー創業者・鳥井信治郎のひたむきな日々。

著者等紹介

伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年山口県生まれ。立教大学文学部卒業。CMディレクターなどを経て、81年「皐月」で作家デビュー。91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で直木賞、94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

196
伊集院静は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者が経済人の物語を書くのは、初めてではないでしょうか?上巻は丁稚奉公・青春編といった趣です。本書の帯に信治郎(しんじろう)繋がり?で、小泉純一郎元総理が推薦文を書いています。続いて下巻へ、トータルの感想は下巻読了後に。2017/10/16

文庫フリーク@灯れ松明の火

163
明治40年、寿屋洋酒店(サントリーの前身)に修理終えた外国製高級自転車の納品に訪れた丁稚の幸吉少年。店内に並ぶのは、丁寧に磨かれ黒光りする葡萄酒の瓶。社長の鳥井信治郎から「何をしてんのや」と声を掛けられ「この棚の葡萄酒があんまり綺麗なんで、つい見惚れてしもうて」幸吉の言葉に「見どころがある」と自身の商いの理念を話し、やさしく頭を撫でる信治郎。この幸吉少年が後の【経営の神様】松下幸之助氏。その人柄に魅了され、尊敬し、15歳年下の松下氏が興した事業の相談に乗り、助言を惜しまなかった鳥井信治郎。没後20年→続2018/01/15

とん大西

130
いやぁ、とにかく面白い。サントリー創業者鳥井信治郎の立身出世物語。伝記モノは説教臭いイメージがあってちょいと敬遠しがちですが、信治郎の立ち居振舞いと奇人スレスレの行動力に嵌まってしまいました。なんとも魅力的でおもろい!上巻は丁稚奉公の青春編。洋酒文化の可能性に未来の商いを五感で感じた信治郎がいよいよ動き始めます。さぁ、この熱量のまま下巻へ(^^)2019/01/19

ウッディ

124
サントリー創業者・鳥井信治郎の伝記小説。丁稚奉公先でめきめき頭角を現し、店主と共にウイスキーやワインの調合に励み、独立するまでの前半。努力を惜しまず、感謝の気持ちを忘れず、ここぞという場面で大胆な行動に出る偉人の片鱗が垣間見えます。ボンドで有名なコニシの創業者の所で奉公していた事を初めて知りました。大阪の地名や大阪商人の言葉も懐かしい。一生懸命頑張れば夢をつかむことができた時代が羨ましく、リスクや忖度云々といった世知辛い今の自分の仕事が嫌になってしまう物語でした。ワクワクしながら、下巻に入ります。2018/10/16

修一郎

102
痛快明治男鳥井信次郎の立身出世物語だもの,そりゃ面白いよね。欧米に追い付け追い越せと前向きな日本を相手に洋酒事業という新しい商売に挑戦していく信治郎さん。夢と能力と運があれば,明るい未来が開けていくという商人版坂の上の雲のようだ。伊集院さんが感じ入った陰徳という生き方を母クニの信心で叩き込まれた信治郎。商売人としてのスタートが合成酒の職人から台頭してきたというところが胡散臭くて時代を感じる。伊集院さんの筆は抑え気味で人となりをちゃんと描いていこうという意思が感じられます。下巻へ…2018/01/18

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