アクリル

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

アクリル

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2026年10月11日 10時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087700657
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

人はみな、「幸せな物語」のための材料でしかない。

YO!YO!学園の霧谷ビョルン永劫。
金髪の三つ編みを垂らしたヨーヨーバトラー。
それが僕の妻・美幸の「推し」だ。

付き合って三年、三十三歳で結婚した卓郎と美幸。
妊活を始めた矢先、卓郎の無精子症が発覚する。
子を持たずに幸せを手に入れようと約束した二人だったが、
ある日、美幸が「推し」の霧谷ビョルン永劫のアクリルスタンドを購入。
以降ビョルンのアクスタは、食卓に、枕元に、職場の打ち合わせに、旅先に、美幸が行くあらゆる場所に伴われるようになり……。

「推し活」を通じて、現代人の孤独とグロテスクな欲望を容赦なく描く、
ノンストップ・アクスタ小説!

【著者略歴】
井上荒野(いのうえ・あれの)
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞を受賞。2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞を、08年『切羽へ』で第139回直木賞を、11年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞を、16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞を、18年『その話は今日はやめておきましょう』で第35回織田作之助賞を受賞。著書多数。


【目次】

内容説明

付き合って3年、30代前半で結婚した卓郎と美幸。妊活を始めた矢先、卓郎の無精子症が発覚する。夫婦二人で幸せを手に入れようと約束するも、ある日、美幸が「推し」の霧谷ビョルン永劫のアクリルスタンドを購入。以降ビョルンのアクスタは、食卓に、枕元に、職場の打ち合わせに、旅先に、美幸が行くあらゆる場所に伴われるようになり…。現代人の孤独とグロテスクな欲望を描く、ノンストップ・アクスタ小説!

著者等紹介

井上荒野[イノウエアレノ]
1961年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。89年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞を受賞。2004年『潤一』で第一一回島清恋愛文学賞を、08年『切羽へ』で第一三九回直木賞を、11年『そこへ行くな』で第六回中央公論文芸賞を、16年『赤へ』で第二九回柴田錬三郎賞を、18年『その話は今日はやめておきましょう』で第三五回織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

70
【僕らはふつうの夫婦だ――いや、ふつう以上にうまくいっている夫婦だ】推しのアクスタが存在感を放つ物語。この題名にした意図は、尊いモノであれども「アクリル板」にすぎないという結末になるのかなと読み進めたが……。佳品。蓼科への旅の途上。<「ふたりの写真も撮ろう」 僕が美幸の方へ移動しようとすると、「あ!そうだ!」 と美幸がこちらに向かってきた。といっても彼女が用があったのは僕ではなくて車の中に置いたバッグだった。バッグの中から、美幸はビョルンのアクスタを取り出した。ちゃんと手編みのマフラーを巻いている>と。⇒2026/09/06

Ikutan

63
タイトルの『アクリル』は今流行りの推し活アイテム、アクスタ(アクリルスタンド)のことだったのね。卓郎と美幸夫婦、妊活を始めた矢先、卓郎の無精子症が判明する。そこから美幸の推し活がどんどんエスカレート。髪形もファッションも変わり、推しのグッズで溢れ、職場にも、夫婦の暮らしにも、常に推しのアクスタが。理解しようと試みる卓郎に次々押し寄せる試練。いやいや、冒頭の卓郎の母親の爆弾発言も霞む常軌を逸した美幸の行動に目が離せず。朝井さんの『イン・ザ・メガチャージ』で教えてもらった〈推し〉と〈物語〉の関係を思い出した。2026/09/29

なゆ

55
妻の少々過剰な“推し活”に振り回される夫の受難…がメインではあるけど、なかなかすごい展開に。推しのアクスタを常に携帯する友人も実はいるので、こういう世界もあるよなーとは思う。いやでも、この夫婦は…いや夫は大丈夫か?相変わらず、ヒリヒリした夫婦、歪んだ家族を描くのが巧い荒野さんである。2026/08/21

竹園和明

47
明るくポップな装丁と軽妙なタイトル。しかし中身はいつもの不穏な井上荒野だった。子どもが持てない事がわかった卓郎と美幸夫婦。美幸が次第に推し活にのめり込みどんどん暴走して行く姿が恐ろしいが、その変化自体を客観視し許容する卓郎も奇妙だ。初めは美幸を非難し逆ギレされ戸惑いを見せていたはずが…。推しのライブに共に行くようになり、2人の仲は新たな展開へ。その後更に別の展開が待つ。…幸せな人生を生きる事と、幸せな物語を生きる事の違いとは。物語を生きようとした卓郎。迷走しまくりの結末がこれとは、あまりにも悲しすぎる。2026/08/23

sayuri🍀

31
井上作品から真っ先に思い浮かぶのは不穏の文字。本作で描かれるのは、推しのアクリルスタンドをあらゆる場所へ持ち歩き、撮影する〈推し活〉に没頭する女性。一見するとポップで軽やかな物語のようだが、根底にはそこはかとない不穏な空気が流れていた。30代前半で結婚し妊活を始めた矢先に夫の無精子症が発覚する。子どもを持てない孤独を埋めるように推し活へ傾斜していく姿は、次第に常軌を逸していく。だが、彼女の行動に疑問を抱いていた夫までもが、やがて奇妙な変化を見せ始める。推し活を通して現代人の孤独と幸せの形を考えさせられた。2026/08/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23461010
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品