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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087700336
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

二編から成る物語。読む順番は自由。
あなたの選択で、結末が変わる。
「一冊の本」の概念を壊す道尾秀介、2年ぶりの新作。
35万部突破『N』を凌ぐ衝撃。

ホームレスの野宮と知り合った田釜は、元刑事だという野宮が語る幾つかの話に耳を傾ける。田釜も、野宮も、何かを抱えていた。(「ゲオスミン」)
硝子職人の律子と暮らす高校生の夕歌は、世間を騒がせた一家殺害事件の生き残りだった。彼女には誰にも言えない秘密があり……。(「ペトリコール」)

「本作は二つの章から成る物語です。読む順番は自由ですが、その選択により、結末は大きく変わります。どちらかの順番で読むと、二人の主人公を含め、多くの人が命を失います。別の順番で読むと、彼ら(彼女たち)は生き残ります。殺すか、救うか。あなたの選択が、人の生死を決定します。後戻りはできません。/著者より」

【著者プロフィール】
道尾秀介(みちお・しゅうすけ)
1975年東京都出身。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞を、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で大藪春彦賞、同年『光媒の花』で山本周五郎賞、11年『月と蟹』で直木賞を受賞。その他の著書に『向日葵の咲かない夏』『鏡の花』『いけない』『N』『きこえる』など多数。



【目次】

内容説明

本作は二つの章から成る物語です。読む順番は自由ですが、その選択により、結末は大きく変わります。どちらかの順番で読むと、二人の主人公を含め、多くの人が命を失います。別の順番で読むと、彼ら(彼女たち)は生き残ります。殺すか、救うか。あなたの選択が、人の生死を決定します。後戻りはできません。

著者等紹介

道尾秀介[ミチオシュウスケ]
1975年東京都出身。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞を、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で大藪春彦賞、同年『光媒の花』で山本周五郎賞、11年『月と蟹』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

青乃108号

238
折角プルーフ本をプレゼントされたからには、道理としては猛烈な推薦文の様なレビューを書く責務を負ったものと考えるのが筋と言うものであるが、この本の特殊なつくりを鑑みるに一切内容に触れてはいけない気もするし、その様な条件下でレビューを書くのもあまりない事であるので、これはどう書いたら良いのですか。例えば…読む人によって作品の本質が変わる特別な本、ぐらいの事しか書き様がないじゃないですか。それは兎も角、読み始めたら一気読みしてしまう確率90%(推定)の良く出来た本である。2度読み推奨、理由は読んでみればわかる。2025/10/23

starbro

226
道尾 秀介は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。『N』に続く第二弾です。私は、「ペトリコール」⇒「ゲオスミン」の順で読みました。企画は、面白いと思いますが、そろそろ正統派の作品を執筆して欲しいと思います。 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-770033-62025/12/15

bura

115
デジタルプルーフ献本当選しました。ありがとうございます。大変面白くあっという間に読み終わりました。「ゲオスミン」と「ペトリコール」本作二章のタイトルはその物語を司る人間の絶望と希望を正に言い得ていました。片側から覗き込むと見事にその解釈が変わって読み取ることが出来ますね。物語そのものも深く突き刺さって来ました。両作とも心は濡れますが乾くか、ずぶ濡れになるかは確かに選ぶ読者次第です。私?どうやらうまく選べたようです。2025/10/27

ちょろこ

114
結末が変わる一冊。二つの章、どちらを先に読むかで結末が変わる、自分の選択が人の生死に左右するという作品。後戻りはできません…なんて添えられちゃうと、読む方も半分ドキドキ半分プレッシャーを感じちゃう。つまり読む前から心を掻き立てる罠にハマったも同然。運命は自分に託された。〇〇の方を選択。どちらから読むか決まった!さあ、どうなる?重苦しいストーリー展開だけど惹き込まれた。単独としても高い完成度なのに重なりゆく景色、変わり行く景色の技法の巧さに舌を巻く。でもなんだかしこりが残る読後感。うん、やっぱり道尾さんだ。2025/12/25

yukaring

87
「誰が悪かったのか、何が悪かったのか」すれ違う思いや言動、登場人物たちの後悔が重くのし掛かる。そして読み手の選択次第では「救う」か「殺す」と結末が大きく変わってくる衝撃の1冊。一家惨殺事件の生き残りの夕歌、ツラい過去を抱え悩む医師の田釜。2人の物語はどちらから読んでも大丈夫だが、どちらを先に読むかによって…。ちなみにドキドキしながら読んだ私の初読みはバットエンド。結末のその先を予想するのが苦しく、早速2周目にチャレンジして「救い」のラストを体験。巧妙な仕掛けに舌を巻く、1冊で2度楽しめる体験型ミステリ。2025/10/31

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