月を見に行こうよ

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087700152
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

世界各地から詩人や小説家などの文筆家が招かれ、およそ二か月半にわたって滞在・交流する、アイオワ大学の国際創作プログラムIWP(International Writing Program)。
このプログラムに招かれた経験をもとに、背景の異なる個性的な創作者たちとの交流、各々の作品に対する姿勢や創作への覚悟を描いた、書く者たちの物語。

【著者略歴】
李琴峰(り・ことみ)
1989年、台湾生まれ。作家・翻訳家。2013年来日。早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了。2017年、『独り舞』で第60回群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。2021年、『ポラリスが降り注ぐ夜』で第71回芸術選奨文部科学大臣新人賞、『彼岸花が咲く島』で第165回芥川龍之介賞を受賞。著書に『星月夜』『生を祝う』『シドニーの虹に誘われて』『日本語からの祝福、日本語への祝福』他。


【目次】

内容説明

アイオワ大学の歴史ある国際創作プログラムに集まった世界各国の作家たち。背景の異なる創作者同士の交流、作品に対する姿勢を描いた、書く者たちの物語。

著者等紹介

李琴峰[リコトミ]
1989年、台湾生まれ。作家・翻訳家。2013年来日。早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了。17年、『独り舞』で第六〇回群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。21年、『ポラリスが降り注ぐ夜』で第七一回芸術選奨文部科学大臣新人賞、『彼岸花が咲く島』で第一六五回芥川龍之介賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

60
【全米初の文芸創作科修士課程を開設した大学に、毎年多くの作家たちが集まってくる】米国のアイオワ大学があるアイオアシティで開催された、世界各国から作家を招き2か月半滞在するIWPという「ライター・イン・レジデンス」の滞在型プログラムに参加した記録。<日本から過去に、吉増剛造、中上健次、松浦寿輝、水村美苗、島田雅彦、中島京子など錚々たるメンバーが参加した。近年では柴崎友香や滝口悠生らが滞在し、それぞれ滞在体験を基に小説集や日記本を刊行している。こんな結構なプログラムは断る理由がなく、私はすぐ承諾した>と。⇒2025/10/11

スイ

20
アイオワ大学の国際創作プログラムに招かれた著者の2ヶ月間。 アジア人であり、セクシャルマイノリティである著者が不安や恐れを抱きながら向かった先では、苦しい思いをすることも度々あり、けれど著者自身や差別に抵抗する人、抵抗に連帯する人々の屈しない姿が、とても美しい文章で綴られている。 ワンピースで、の言葉が胸に重く残った。 今作はぜひ広く読まれてほしい、私は著者の他の作品も読む。2025/10/23

toshi

9
IWFというアイオア州立大学に世界中から作家が集まって10週間合宿(?)をするという文化交流プログラムに参加した著者の滞在記。著者も過去に「肉を脱ぐ」を読んで気持ち悪い小説・・と思ったことが有るだけだし、登場する参加者も誰一人知らないので、新人から中堅くらいの人が招待されるのかなと勝手に思っている。単純なドキュメントという内容ではなく、色んな差別に関する社会問題が裏テーマになっていて、ちょっと重い。庭に捨てられている紙コップに対してみんなが色々語っているのを「文才の無駄遣い」と表現しているのが面白かった。2025/09/10

夕暮

6
柴崎友香さん、滝口悠生さんからのIWPものはやっぱり面白い。李琴峰さんならではの視点が興味深い。トランプ第二政権のアメリカの現状、LGBTQ+、人種問題、ガザへのジェノサイド、今しか体験できない日々だった。2025/10/01

ganesha

3
アイオワ大学の国際作家プログラムに参加した89年台湾生まれの作家による、作家同士の交流や、書くこと、国、性別についてなど。「英語がそこまで得意ではない…私は常に目に見えない蜘蛛の糸にも似たか細い何かを手繰るようなもどかしい感覚でしか、他者とやり取りできていない」「十週間のプログラムで私が感じた通奏低音は、漂泊と越境だった」と、教会嫌いでもクリスチャン、黒人少女からの暴力が印象に残った。2025/09/30

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