筏までの距離

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

筏までの距離

  • ウェブストアに12冊在庫がございます。(2025年07月29日 07時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087700053
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

小原晩、カツセマサヒコ推薦!!

恋ではない。友情ではない。
ふたりの関係の、呼び方を教えて。

学生の頃、彼女とはよく大学の付属植物園で過ごした。花の名前もよく知らないのに。
ある日彼女は、園内の礼拝堂の前で突然、耳鳴りがすると言った。
昨日、眠れなくて、宇宙の動画を見ていた時からずっと耳鳴りがする。
宇宙で鳴っている音を想像してからずっと、と――「植物園にて」

新幹線で出会った女性と偶然にも温泉街で再会した私は、
彼女に導かれて、古びたリゾートマンションの屋上から花火を眺めていた。
30分足らずで終わった花火の後、彼女は先に部屋に行っていると言い残して、
屋上から去ったが――「筏までの距離」

デビュー作で芥川賞候補に挙がった著者が贈る、
書き下ろし2篇を含む、わたしとあなたの8つの物語。

【著者略歴】
水原 涼(みずはら・りょう)
1989年兵庫県生まれ、鳥取県育ち。北海道大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。2011年に「甘露」で第112回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作が第145回芥川龍之介賞候補作になる。著書に『蹴爪(ボラン)』、『震える虹彩』(安田和弘との共著)がある。


【目次】

内容説明

痛むことのない、名残だけがある。デビュー作で芥川賞候補に挙がった著者が贈る、書き下ろし2篇を含む、わたしとあなたの8つの物語。学生の頃、彼女とはよく大学の付属植物園で過ごした。花の名前もよく知らないのに。ある日彼女は、園内の礼拝堂の前で突然、耳鳴りがすると言った。昨日、眠れなくて、宇宙の動画を見ていた時からずっと耳鳴りがする。宇宙で鳴っている音を想像してからずっと、と―「植物園にて」。新幹線で出会った女性と偶然にも温泉街で再会した私は、彼女に導かれて、古びたリゾートマンションの屋上から花火を眺めていた。30分足らずで終わった花火の後、彼女は先に部屋に行っていると言い残して、屋上から去ったが―「筏までの距離」。

著者等紹介

水原涼[ミズハラリョウ]
1989年兵庫県生まれ、鳥取県育ち。北海道大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。2011年に「甘露」で第112回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作が第145回芥川龍之介賞候補作になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hanna

4
初読み作家さん。恋人でなくなり、友達とも違う微妙な関係のお話。2025/07/15

ekoeko

2
8篇の淡々とした短編集。 2025/07/23

ゆり

1
図書館本。残念ながら文体と、慣れない方言が少し読みづらく断念。私にはなにが言いたいのかわからなかったです。また時間があるときにじっくり読んでみたいと思います。2025/07/20

no6

1
初めて読む作家さん。短編集で、どれも主人公は小説を書いている人。別れた妻だったり恋人だったりの事柄が出てくるけれどもそれは未練とは違う。何が起こるわけでもないけど結構好きかもしれない。自分の体験を小説に書いてくれと頼まれたりもするけどそれはきっと書かれなくて、あれでも今小説を読んでるし…。「回して削る」が好き。装画=agoera、装丁=脇田あすか2025/07/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22675242
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品