出版社内容情報
名著『白鯨』の真実は、小説より過酷だった──19世紀、一艘の捕鯨船がマッコウクジラに襲われ沈没した悲劇と、その後の船員達の恐怖と絶望を綴る衝撃の実話。映画化公開。
内容説明
1820年11月、捕鯨船エセックス号は巨大なマッコウクジラに襲われ大破した。猛威をふるう自然に翻弄され、心身ともに疲弊した男たちは、脆弱なボートで太平洋の真ん中をさまよう。飢えと渇き、恐怖、絶望…。最悪の状況下、彼らがとった究極の選択とは?メルヴィルにインスピレーションを与え、『白鯨』が生まれる基となった海難事故を詳細に描いた、全米図書賞ノンフィクション部門受賞の衝撃作。
目次
ナンタケット
転覆
はじめての獲物
燃えかす
攻撃
計画
大海原
激化
島
苦しい選択
くじ引き
ワシの影
帰郷
結末
エピローグ 骨
著者等紹介
フィルブリック,ナサニエル[フィルブリック,ナサニエル] [Philbrick,Nathaniel]
1956年アメリカ生まれ。ナンタケット島の歴史についての屈指の研究家。『白鯨との闘い』は2000年に全米図書賞のノンフィクション部門を受賞し、2015年に映画化された。その他にも数多くの作品がベストセラーとなり、複数の賞を受賞している。現在も妻と共にナンタケット島に在住し、ナンタケット歴史協会の研究員として活動中
相原真理子[アイハラマリコ]
東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。2010年1月に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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