出版社内容情報
頭に怪我を負った状態で見知らぬ男の山小屋で目覚めた小児科医のエモリー。自分に一体何があったのか? 名前すら語らない男との緊迫の数日間がエモリーの人生を大きく変えることに。(解説/大矢博子)
内容説明
頭に大怪我をしたエモリーが目覚めたのは、見知らぬ男の山小屋の中。悪天候に下山を阻まれた彼女は、名前すら教えてくれないこの男と数日を過ごすことになる。その間、エモリーが見つけた血液と頭髪のついた石や、静かな男の暴力的な一面。男は一体、何者なのか？何故、自分は怪我をしたのか？数日後、無事帰宅したエモリーのもとに、再び男が現れて…。どんでん返しの連続に息が抜けない、極上のサスペンス！
著者等紹介
ブラウン，サンドラ［ブラウン，サンドラ］ ［Ｂｒｏｗｎ，Ｓａｎｄｒａ］
モデル、女優、テレビのレポーターを経て作家に転身。のべ８０００万部以上を売り上げ、３４カ国で翻訳される（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
127
ミステリーだがなんかハーレクインぽいと思ったら、作者の書いた他の作品名に笑う。日本語訳なんで原題は違うと思うけれど、「その腕に抱かれて」「偽りの愛の果てに」…と続く。それでもこれはなかなか面白かった。最後そうくるかと思ってビックリしたし。やっぱりハーレクイン的なところには少しまいったけれども。何作か読んだら、この最後のオチもよめてくるようになるのかな。この一作は、楽しめる。2017/03/17
kayoko
67
ほーこれがロマサスって言うのね～ いろんな意味でハラハラドキドキ満載。先が気になって気になって… 楽しい読書タイムを過ごせた～ 他の物も読みたいな～と思えるくらい面白かった♪2018/02/10
momi
53
頭部に大怪我をした「エモリー」が目覚めた場所は…見知らぬ男の山小屋だった…。エモリーは自分が何故怪我をしているのか、自分を助けてくれた目の前の男は何故名前すら教えてくれないのか…とても不安になります！エモリーは男に監禁されているのではないかと疑念を抱きつつ…。いや〜〜面白かったです！！怒涛の展開！！どんでん返しの連続！！一気読みのサスペンスでした！！2017/12/08
あさうみ
46
疲れた時に読みたい、「大円満」の折り紙つきの安心安定の作者♪ロマサスだけど、「えっ！？」と驚かせるサスペンス仕掛けも忘れない。粗がないわけではないが、許してしまえる読みやすさと、巧みな人物背景に今回もまんまと騙された！2019/05/26
糸車
41
長いなあと思い序盤で栞を挟んで一旦就寝。夜中にトイレに行ったあとでうっかり読み始めてしまい、読み終えたら外が明るくなっていた…。なるほど、これがロマサスですか！いくつものええ⁉︎がありましたが一番驚いたのは真ん中辺でヒロイン夫(最低な男)の不倫相手アリスのラストネームが明かされた時でした！ええ〜、これわざと伏せていたの？思わず表紙裏の登場人物を確認しちゃいました。ずるいよ。ヒーローをしつこく追い続けるFBI特別捜査官の存在感が良かったです。2021/10/02
