出版社内容情報
料理も謎解きも思うようにいかず大ピンチ!
相次ぐ放火で住むところを失った料理人仲間のヨランダを自宅に受け入れたゴルディ。ヨランダの大叔母にペースを乱されたうえ、ヨランダたちを焼き出した犯人の魔の手がゴルディにも伸びる。好評シリーズ16弾。
内容説明
ケータリング業を営むゴルディの助手で友人のヨランダの家が放火され全焼した。同居していた大おばともども身を寄せた私立探偵アーネストの家も不審火に遭い、探偵本人も射殺される。途方に暮れたヨランダたちは、なぜだか探偵の家にいた9匹もの仔犬を連れて、ゴルディの家へ移り住むが、今度はゴルディの家に謎の侵入者が現れて…。料理家探偵の推理が光る大好評レシピ付きミステリー第16弾。
著者等紹介
デヴィッドソン,ダイアン[デヴィッドソン,ダイアン][Davidson,Diane Mott]
ハワイ州ホノルル生まれ。1976年ジョンズ・ホプキンス大学で文学修士号を取得。82年、『クッキング・ママは名探偵』でデビュー。コロラド在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吾亦紅
23
久しぶりに手に取ったクッキングママシリーズの続き、第16弾。ケータラーのゴルティは、本業よりもむしろ探偵業に勤しんでいる。頭を整理するためにパン生地をこねたり、肉をマリネしたりする場面が好きで読み続けているけれど、そんなシーンが少なかった。人の話を最後まで聴かないで怒鳴り合う人ばかり。謎解きは収斂していく構造ではなく、互いに絡まるわけでもない。とにかくゴルディが走り回っていた。2022/03/30
つねじろう
10
あのねえ、これは大変だった。本当に読みにくかった。そのうち面白くなるだろうと、この英語が苦手で想像力の乏しい高校生が頭から訳すような文体にもめげずページをめくったが、650頁頑張ってもダメだった。タイトルもジャケットも悪くないのに。まあご縁がなかったということにしとこう、ごめんなさい。2012/11/26
shibatay
9
うーん、ここ数作のゴルディは、ちょっと強引&身勝手過ぎてついていけなくなって来た感じ。ドタバタとかき回して危険な方向にばかり突っ走り、いい人過ぎるトムの仕事を邪魔してばかりいる。愛していると口で言っている割には迷惑ばかりかけてるし。事件も起こり過ぎ、絡まり過ぎで、読んでいて何がどうなっているのかわからくなる。ゲス野郎がいた頃のほうが物語としては面白かったかな。マーラが癒しになってるけど、やっぱりジュリアンが出て来ないとキャラ的にも物足りない。次回作で挽回を期待。キューバ料理はすごく美味しそうでした。2013/10/12
rokoroko
8
分厚過ぎて、電車の中で読み切れなかった。シリーズほとんど読んでるはずなのにすっかり忘れてる。息子がしっかり育っていて、トムが相変わらず、愛妻家でした2013/02/13
みとと50
7
長かった。子犬をあんな風に使うなんって最低。お料理美味しそう。でもなんたってトムがいい人すぎて最高。フェルディナンダって足が治ったら最高にやかましいご近所さんになりそうで怖い。 2013/08/19