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集英社文庫
怪しいスライス―プロゴルファー リーの事件スコア〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087606324
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

エドガー賞作家による女子ゴルフミステリー
女子プロ1年目のゴルファー、リー。賞金を稼がない限り、明日の食事もままならないなか、出場中の試合で他殺死体を発見する。軽快なゴルフミステリーのシリーズ登場! 解説は東尾理子さん。

内容説明

プロ1年目の女子ゴルファー、リー・オフステッド。あらゆる経費を切り詰める、金欠なプロ生活を送る彼女は、出場した試合でスター選手ケイトの撲殺死体に遭遇する。捜査を担当するグレアム・シェルダン警部補が、ゴルフを全く知らないとあって、リーも黙って見てはいられない。試合で知り合ったアマチュアゴルファーのペグと真相究明に乗り出すけれど…。ゴルフの世界の裏舞台も覗き見できる、軽怪ミステリーの登場。

著者等紹介

エルキンズ,アーロン[エルキンズ,アーロン][Elkins,Aaron]
ミステリー作家。日本でも馴染み深い“スケルトン探偵”シリーズの『古い骨』でエドガー賞を受賞。妻シャーロットとの共著には、リー・オフステッドのシリーズのほか短編が多数あり、うち“Nice Gorilla”はアガサ賞を受賞している。二人は1972年に結婚。米国ワシントン州在住

エルキンズ,シャーロット[エルキンズ,シャーロット][Elkins,Charlotte]
教師や司書として働いた後に作家に転向。エミリー・スペンサーの名でロマンス小説を発表している。夫アーロンとの共著には、リー・オフステッドのシリーズのほか短編が多数あり、うち“Nice Gorilla”はアガサ賞を受賞している。二人は1972年に結婚。米国ワシントン州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

33
初読。みんなのゴルフで覚えた知識しかない私でも楽しめた。崖っぷちな成績の貧乏ゴルファーとゴルフの知識ゼロの刑事が、プロゴルファー殺人事件に挑む。ミステリ作家とロマンス作家夫婦の共著とのこと。2013/04/06

ゆう

32
面白かった。金欠プロゴルファーのリーが撲殺死体を引き上げたことから巻き込まれる事件。面白かったけど、やっぱりカタカナ名が覚えられなくて、犯人候補が出て来たときに誰だっけ?って何回人物紹介を見直したことか。親がゴルフ好きなのと打ちっぱなしに連れていかれたこともあったから、ちょっとだけ知識はあったけど、2日前に男子プロゴルファーのミステリー、今日は女子プロゴルファーのミステリーでさらにゴルフに詳しくなった気がする。これは続編も読んでしまうなぁ。リーとグレアムの今後も気になるところ。2016/03/29

あつぼう

14
アーロン・エルキンズって聞いた事があるなって思ったらスケルトン探偵シリーズの作者ですね。そのアーロンと奥様の共著が本作です!ちなみに本作は1989年に刊行されたのですが、今読んでもそれほど違和感はなかったです。翻訳に向けて作者が手を加えたって事もあって上田桃子の名前が登場するなど日本人には嬉しいプレゼントもあります。内容はオーソドックスなコージーって感じやけどゴルフ界の裏事情を知る事が出来たりするので面白いです。続編も読んでみたい。巻末で東尾理子さんが解説してくれてるのですが凄く分かりやすかったです。2012/09/19

Tetchy

13
第1作なのでまずは自己紹介といった色合いが強く、事件もごくごく普通のミステリに仕上がっている。訳者あとがきによればシャーロット夫人はロマンス小説作家であり、エルキンズ作品よりもこの色合いが濃い。主人公リーとグレアムの関係はスケルトン探偵シリーズのギデオンとジュリーの馴れ初めを想起させるが、キャラクター造形はまだ本家の方が上か。あまりに起承転結をきっちり踏まえた教科書どおりのミステリなので深みが感じず、総合的に判断すると普通よりもやや劣る出来栄えに感じた。次作、次々作で徐々によくなっていくことに期待。2011/09/21

ごへいもち

10
薄味2013/05/16

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