内容説明
全米を震えあがらせた殺人鬼スティーブン・ゲージの死刑が執行された5年後―。「記念日おめでとう」という無記名のメッセージを受け取った3人の女性が不可解な殺人事件に巻き込まれていく。3人はそれぞれスティーブンとかかわりがあったが、彼なら死んだはず。彼の“復讐”であるわけがない。とすると、スティーブンを敬う殺人犯レスター・クレインのしわざか。過去を隠して暮らすキャリーは、娘との平和な生活を守るため、周囲に疑惑の目を向ける…。
著者等紹介
ガットマン,エイミー[ガットマン,エイミー][Gutman,Amy]
1960年生まれ。優秀な成績でハーバード・ロースクールを卒業後、作家活動に入るまでの数年間、マンハッタンで法律にかかわる仕事をしていた。テネシー州、ミシシッピ州で新聞のレポーターとして活動をしていたことも。現在は、NYとマサチューセッツ西部で生活
森嶋マリ[モリシママリ]
1962年、東京都に生まれる。武蔵野美術大学短期大学部デザイン学科卒業。英米文学翻訳家
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