内容説明
ロッキーの山間の町に大異変。超がつく大金持ちが大邸宅を買いまくり、高級車が飛ぶように売れだした。当然、ケータリングを頼むパーティの需要が増し、ゴルディは至福の境地と言いたいところだが、世の中それほど甘くはない。息子のアーチの級友にその大金持ちの子息が増え、彼らに毒されてすっかり価値観が変わる始末。新たな頭痛の種に加え、ゴルディがまたもや死体を発見して…。
著者等紹介
デヴィッドソン,ダイアン[デヴィッドソン,ダイアン][Davidson,Diane Mott]
ハワイ州ホノルル生まれ。海軍の父親の任務のため、十代はアメリカ各地を転々と暮らす。1976年ジョンズ・ホプキンス大学で文学修士号を取得。教職につくかたわらボランティア活動を続けていたが、1982年長い間の夢だった小説を書き始める。デビュー作の『クッキング・ママは名探偵』は素人探偵ゴルディの活躍、随所に盛りこまれた料理のレシピで大好評を博した。1969年に結婚し、小説の舞台と同じコロラド州に住んでいる
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感想・レビュー
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はるき
10
家族と家計のために必死に働くのがゴルディ。散々な目にあっても悲惨な雰囲気にならないのが本作の魅力だ。大事な仲間のために奮闘姿がカッコいい。アーチが年頃とはいえ、もう少し母親思いでも良いのになぁ・・・・。2015/09/30
rokoroko
4
思春期の男の子を育てるゴルディ。シリーズを自分に重ねて読んで楽しんでいたが今読み返してみると懐かしい。正月に忙しさの中とぎれとぎれによんでもたのしめるのはさすが2016/01/06
むらさきめがね
4
突き飛ばされたり殴られたりと、相変わらず満身創痍のゴルディ。ふつうの家族なら寝込みかねない状況でも通常営業のシュルツ家は全員心臓に毛がはえすぎじゃないですか。真相はややとってつけた感があるものの、ラストには素直に目頭が熱くなりました。2014/11/13
朱音
1
シリーズ物のミステリだと、ストーリーの他におなじみの登場人物との再会、という楽しみがある。最初はおさなかった息子も反抗期、でも周りの人々とうまくやっている様子がいいなぁ。あまり作中で反抗期の息子を持つ主人公、というのもなさそうなので、そのあたりも面白い。2010/04/12
shibatay
1
思春期の息子には手を焼きますw2008/02/28
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