集英社文庫
見知らぬ人でなく

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087604030
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

楽しみにしていたクリスマス。恋人トラヴィスの家の豪華なパーティで、セイジは突然、彼から別れの言葉を告げられる。2人のやりとりを聞いていた見知らぬ男が「きみを連れにきた」と言う。ブロンドに突き刺すようなブルーの瞳のこの男。信用できるのだろうか?…『謎の女を探して』『偽りの愛の果てに』に続くタイラー家の三人兄妹をめぐる「テキサス三部作」、興奮とときめきの完結編。

著者等紹介

ブラウン,サンドラ[ブラウン,サンドラ][Brown,Sandra]
1948年テキサス州に生まれる。テキサス・クリスチャン・ユニバーシティに学ぶ。モデル、女優、テレビのリポーターをつとめた後、ビデオ・プロデューサーの夫の勧めで作家に転身。次々とベストセラー小説を発表。これまで彼女の小説は5000万の読者に愛され、30か国で翻訳出版されている。『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー・リストの常連
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

97
恋人に別れを告げられたセイジの前に、「きみを連れにきた」と実家の石油会社の臨時雇用人ハーランが現れる。『テキサス三部作』最終章。今回も当然勿論ロマンス主軸であるが、幼稚でわがままな末っ子であるセイジの成長にも焦点が置かれている。彼と会社の立て直しに挑む後半では、何気ない会話で恋愛感情を巧みに表出させる点に著者の手腕が光る。失敗にめげずに前進し、発見した新たな自分と向うセイジも要所要所で根性を見せるハーランも頼もしい。ほのぼのとしたハーランの母のロマンスも物語に一味添えていて、家族愛のテーマを強調している。2017/10/02

たまきら

23
活きがいい末っ子、というイメージだった女子がついに登場です。良家のお坊ちゃまに婚約寸前で捨てられ、怒りまくっているところを目撃された男子を一方的に嫌うプライドの高さが哀れでも可愛くって、なんだか憎めません。その後はシリーズを通して悩みのタネだった石油業界の不況からくる家業の不振を乗り越えるべく、いさんで立ち向かっていく彼女ににっこり。大団円です。2018/08/17

eko

18
テキサス3部作完結編は明るくエネルギッシュな妹セイジ。クリスマスに別れ話するトラヴィスがサイテー(-_-)振られた事をひた隠すセイジに共感できなかったけど、石油不況で兄達も四苦八苦してる中持ち前のど根性で道を切り開いたセイジ頑張った。色男ハーランを捕まえて良かったね。三兄妹の母ローリーと長年の友人パット保安官の話もステキだったな。サンドラ祭はもうちょい続く。2018/01/25

つるりん

1
テキサス三部作完結編。どうもセイジが好きになれない。なんでそこでちゃんと説明しないかなというか…。ただ、タイラー家の事業が成功して終わるのはいい感じだね2012/08/25

カサブランカ

1
2010/01/05

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