内容説明
まだ記憶に新しいオクラホマ連邦政府ビル爆破事件で、実際に治療にあたった看護人たちの悲惨な話、幼い頃重度の火傷を負った看護婦が、後遺症を克服して熱傷患者のケアにあたる感動の記録、差別して治療する医者への不信、親の貧しさと無理解で死んでいく乳児への哀惜…17年間医療の最前線で働いた看護婦が、アメリカ各地で聞いたナースたちの驚くべき告白集。
目次
熱傷病棟に生きる
深夜の恐怖体験
満月の夜の救急看護
願いも虚しく
救命センターは大混乱
パールハーバーの思い出
救命センターの長すぎる一日
訪問看護の現実
ICUの天使
お産でわかる国民性〔ほか〕



