集英社文庫<br> 殺しの四重奏

集英社文庫
殺しの四重奏

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  • サイズ 文庫判/ページ数 615p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087603606
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

警部に昇進して新しい職場に配属されたキャロル。さっそく多発する不審火に目をつける。一方、心理分析官のトニーも六人の研修生たちとチームを発足。行方不明の女子高生をサンプルに活動を開始するが、意外にも有名なTVキャスターのジャッコが犯人像として浮かぶ。キャロルはトニーとともに捜査を始めたが…。CWAゴールド・ダガー賞受賞作のシリーズ第二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あ~や★

10
シリーズ第二弾。冒頭から犯人が提示され、期待感爆上がり!非常に楽しませていただきました。行方不明になった少女たちの事件と放火事件の捜査が並行して進んでいく。トニーとキャロルの連携プレー、トニーのもとでプロファイラーの研修を受ける刑事たちのチームワークがお見事でした。とはいえ、プロファイリングにより犯人を突き止めたシャズが可哀想でならない…。余韻に浸る間もなく『殺しの迷路』へと進みます!2025/06/12

nori

9
少女達に残虐を極める所業を重ねる連続殺人犯は、まず冒頭から明かされている。悲惨な過去を持つ心理分析官トニーと田舎の警察に飛ばされた女性警部キャロルとの犯人確定の証拠集めは辛酸を極める。更に謎の続放火事件。トニーのチームの1人が先走って殺され、放火犯を追っていた1人も殺される。危険な駆け引きの結末は…というストーリー。マクダーミド、新しい筋立てに挑戦してくれた様なんだけど、。半分位まで没頭出来なかった。前作では発熱体調不良時にも関わらず一気読みしたんだけどなぁ。さぁ!気を取り直して次作へ行くぞー❣️2024/08/30

Kitinotomodati

3
トニーが神のごとき洞察力で、完全犯罪を目論む犯人を追い詰めていく・・・というシンプルな展開ではない。過去にからめとられていて正直トニーはヒーローとは言えない。今回プロファイルチームが発足し、チーム力を活かした捜査で何とか真相を暴く方向に。続編が気になる。2020/11/08

櫻澤さくら

3
トニーの少し不安定なところが大好きです゚+。(*ノェノ)。+゚2015/01/13

わたなべよしお

2
 ややヴァル・マクダーミドにはまりつつあります。イギリスで頻繁に猟奇的な連続殺人が起きるはずもないのだけれど、ストーリーの組み立てがうまいし、登場人物も魅力的。トニーとキャロルの成り行きも気になって、ついつい読んでしまいます。2013/05/02

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