内容説明
モリソンのアメリカ史は、先住民インディアンから始まる。コロンブスの大陸発見以来ヨーロッパ人は、新天地へ渡ったが、植民者の自由は確保されることはなかった。独立宣言は掲げられたが、植民地軍の困難な戦いの始まりであった。しかし、イギリス軍に対する英雄ワシントンの活躍は、アメリカの黎明期に燦然と輝いた。
目次
先史時代のアメリカ
ヨーロッパ人のアメリカ発見
スペイン人の世紀(1492‐1580)
植民地建設の時代(1607‐27)
ニューイングランドの形成(1628‐75)
ハドソン川とジェームズ川のあいだ(1626‐75)
南北の二大勢力(1625‐75)
動乱の時代(1675‐91)
ペンシルヴェニアと西インド諸島(1688‐1700)
植民地の発展(1713‐50)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakmas
3
ずっと図書館で気になっていた本に、とうとう手を出してしまった。 先史に興味があって読み始めたけど、今回いちばん興味を持ったのはアメリカ合衆国建国に至る経緯。 いろんな国のたくさんの人たちが、結果的に建国していく過程。いろんな理想や幻想を持ち込んで、組織を作っていった。 完成を見たかどうかもわからず、人間が作ったものなので、ほころびや歪みも出てくる。 とにかく、この建国の動きはおもしろい。2015/03/04
フロム
3
読み終わった。大変だった。ドンドン訳が酷くなってきて、読書ペースガタ落ち。最後なんか殆ど直訳どころか日本語の体をなしてねぇとか思ったら。分担して訳してるじゃネーか。最後の奴は首だ!!首!!!2014/04/11
偽教授
0
日本語で読める、アメリカ合衆国の通史としては、一番綺麗にまとまっているシリーズ。これ以上本格的なものは日本語では難しかろう。