内容説明
トム・シュルツ刑事との新婚生活は順風満帆、欲を言えば新妻ゴルディのケータリング業のほうも、といきたいところ。だが、引き受けたミニョン化粧品の午餐会は“低脂肪料理”の条件つき。猛暑にいためつけられながらも、苦心のレシピ作り。なんとか会場へ乗りこんだが、駐車場で助手ジュリアンの恋人が何者かに轢き殺されてしまう。現場に落ちていたブルーの薔薇は何を意味するのか…。また、また、ママ探偵の血が騒ぐ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nafko
16
クッキングママシリーズの5冊目。ジュリアンがひたすらかわいそうな回。化粧品業界のえげつなさとか横暴なブルジョワ階級とかいろんな要素がつまってゴチャゴチャしてたわりに、轢き逃げ犯が特定されないまま終わってしまった。この頃はまだ、衛生面がゆるい感じ。お客の前で売り物のデザート頬張ったりとかしてる。トムが勝手にメニュー変えたりとか、本来はダメよね。2023/12/16
寧々子
8
本業のフード・フェアや個人宅のケータリングの仕事でも忙しいゴルディは大変! その上、いつも気にかけて頼りになる親友のマーラが大変なことになっちゃうし! でも、ゴルディ自身も危ない目に遭ってしまうので仕方ないかもしれないけど、ちょっと仕事に身が入っていないようで気になりました。 調査方法も行き当たりばったりだし、メソメソ泣いてばかりのような気がしたのもねぇ。 いくら心配だからってゴルディの仕事の邪魔をするのはやり過ぎだと思ったけど、夫のトムの作戦は巧いなぁと感心しちゃいました!2017/05/14
むらさきめがね
3
ラストがあっけなさすぎたけど途中まではかなり面白かった。何よりレシピが美味しそう〜。新装版の表紙にもなってるキラーパンケーキ、作りたい。2012/12/16
shibatay
1
ケータリングも低脂肪料理の時代なんですね2007/06/16
エターナル
0
でてくる料理が美味しそう。 事件は料理をしながら、解決する主人公。 とてもチャーミングだった。2017/05/01