内容説明
地面に縛りつけられ無残に殺された犠牲者たち―カップルばかりを狙った三件の連続殺人の容疑者が逮捕された。幼なじみの頼みで臨時に地区検事を引き受けた刑事弁護士のポールは、世間が注目するこの事件の訴訟指揮を執らなくてはならなくなる。だが、捜査が進むにつれ、複雑な真相が明らかになってきた。犯人はほかにもいるかもしれない…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
慧の本箱
3
弁護士ポール・マドリアニシリーズの第2弾。今回のマドリアニは、病に倒れた幼少時からの友人・マリオに依頼され臨時の地区首席検事として猟奇的連続殺人事件を担当することになる。ご多聞に漏れずこの検事局にも煮ても焼いても食えないスットコドッコイの御仁が居て、いちいちマドリアニの足を引っ張ってくれる。オマケに相対する弁護士は、マドリアニを逆恨みしている嫌な奴ときてるから、法廷闘争がスムーズにいくわけがない。四面楚歌のマドリアニ! 2015/12/17
tai65
2
星5つ2019/06/02
くろ
0
「情況証拠」があまりにもおもしろく、約1年前にオークションで購入したこのシリーズの続きをようやく。まず印象は難しいなぁというところ。法廷もの、というかリーガルミステリーはいくつか読んできたけど、その中でもなかなか込み入っている内容だと思う。自分の頭が弱いせいかな(笑)上巻の後半の後半、弁護側との駆け引きの妙もあまり理解できず残念だった。だからもちろん作品が悪いわけではないはず!さて、ここから下巻!きっと大迫力の法廷闘争が待っていることだろう。楽しみ。2016/07/12
kanamori
0
☆☆☆2013/10/01
釘
0
★★★2013/02/23
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- 和書
- 開発と援助の政治経済学