感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
4
百科全書的世界史の三巻目、本書の主役は顕微鏡と望遠鏡。この二つの鏡を通して、天文学と医学、そして近代科学の誕生と進展を眺める構成。道具を軸に人類がいかに外部と内部の自然への知識を深めていったか、というのが分かりやすく描かれていて楽しい。人物エピソードもふんだんに盛り込まれて、大発見五冊もこの三冊から本格的に読みやすくなってくるかな?錬金術師パラケルススが医学編のトップだったり、日本の関孝和がちょっとだけ触れられていたりでマニアにも嬉しい巻だ2012/02/28
冬至楼均
2
カトリック教会はコペルニクスに寛容で、聖書原理主義であるプロテスタントの方がむしろ攻撃的であった。2014/05/10
naoto
0
1991年初版の本。発見の歴史を綴るシリーズの3冊目…ただし、古書店買いのため、他の4冊(5冊シリーズ)は入手してないのだが…ガリレオからニュートンと、時代的にはおもしろいところだった。宇宙から万有引力まで、ダイナミックな発見の歴史。読んでいてもワクワクしてしまう。2022/09/06